張り切りすぎた結果、少し体調を崩し気味の秋山です。こんにちは。
今日は5月26日に開催された『ゲームマーケット2019春』の2日目について紹介させてください。
1日目のレポートはこちら
ゲームマーケット2019春は2日間連続開催となり、本記事は2日目についてです。
イベント全体の概要含む1日目については、こちらで取り上げていますのでご覧ください。
イベント全体について
1日目は出展ブースも多く、客層的にも新作を求めている買い物客が多かったのに対し、2日目はイベントとして楽しみに来ている層を多く感じました。こちらは、9時半頃に撮影した待機列ですが、同じ時間帯であるにも関わらず1日目とは明らかにひとの量が異なります。
しかし、午後を過ぎると急速にひとが増え、体感では前日と同じくらいの人口でした。
TRPGフェスティバルとして、各種TRPGが体験できるブース。
朝イチに撮影したのでガラガラですが、受付が始まると多くの参加者が殺到し、どのテーブルもフル稼働していました。
お昼休み
お昼はローストビーフライスにしました。
と言いつつ、頼んだのは半分がボロネーゼライスになっているハーフ&ハーフ。美味しかったです。
Aホール
メビウスゲームズさんとテンデイズゲームズさんの共同ブースで開催されていたイベント「ワードバスケット 名人対決&段位認定大会」は、2日目の各イベントの中では、いちばん面白かったかもしれません。
とにかく初代名人のyas-oさんのトークが軽快で、小気味良いんですよね。
自分でプレイしながら自分で実況して、ときにはテクニックを紹介し、MCに注力した結果、現名人に競り負けるのを見たりすると応援にも力が入ります。
名人対決の後は、段位認定大会とのことで、『ワードバスケット』は苦手なゲームではありますが、せっかくなので挑戦させていただきました。
結果、見事1級に認定されました! ほんとうは初段を狙っていたのですが、まあ、1級で充分に嬉しいです。
メビウスさんのブースでは、カルカソンヌ上級者の対決も実況されていました。
専用のソフトに、安定した司会。望月チャンプの打ち筋も落ち着いていて、日本のカルカソンヌ業界は、かなり練度が高いですね。
こちらは、タナカマさんによる、テンデイズゲームズの珍品オークション。
どちらかと言うと、トホホなゲームを出していて、しかも、オークションを始める前に、自分で持ち上げては落とすという軽妙なプレゼンが面白かったです。
アークライトのブースでは、健部さんが新作『グルームヘイヴン』の発表会をしていました。
『グルームヘイヴン』は謎解き要素を持つレガシー型協力ゲームだそうです。
95シナリオ+17のソロシナリオが収録されており、仮に1週間に1シナリオ遊んでも、2年も遊べてしまう分量です。
質実剛健なファンタジー物ということで、いわゆるホビットなどは登場せず、オリジナルの世界観を1から構築している様子です。
箱のサイズがかなり大きく、重さは10キロとのことで、価格もそこそこになりそうですが、年内販売予定とのことで期待大です。
こちらは、実際のコンポーネント。
と言ってもレガシー要素があるため、最初に挑戦するシナリオで使用するものだけを展示しているらしく、実際には、まだまだ山のようにフィギュアやカードがあるそうです。
その隣では、326さんにLINEスタンプを作ってもらう企画が開催されており、せっかくなので清き一票を投じました。
ディライトワークスさんのブースでは新作『盾の勇者の成り上がり×The Last Brave』ということでカナイセイジさんのトークショーが開催されていました。
立ち寄ってみたら、目の前にこげこげ堂本舗のISAさんが立っていて、そのさらに前にBakaFireさんがいて「デザイナ同士、気になるのかなあ」と。
ディアシュピールさんとボドゲーマさんの共同出展のブース。
エリア出展は、けっこうな金額が掛かるらしく、出展費を折半して協力するというのはありですね。
ブースの手前では、新作の『フォトムズ』を大々的に展開されていました。
スマホで写真を撮る協力ゲームなのですが、可愛らしい街並みを撮った写真をSNSにアップロードするところまで考えられており、あらゆる意味で良く出来ています。
リトルフューチャーさんの試遊卓。
大人気『東京サイドキック』の第2拡張『ボーダーライン』もテーブルに置いてあるのが見えますね。
オインクゲームズさんのブース。
いつも通り、きれいなブルーで統一されていたオサレ空間でした。
『マジック・ザ・ギャザリング』も、いつも通り、試遊卓を稼働させていました。
新作カードも展示しており、ちょうど中央に見えるのが天野喜孝氏の絵ですね。体験するとプロモカードを貰えるらしく、いずれ挑戦してみたいと思いつつ、魔の道に踏み込む気になれず怖気づいてしまっています。
Domina Gamesさんのブースの試遊卓側。
ゲームのメインイラストが、額縁に入ったデザインで展示されていて、まるで美術館のようです。反対側の販売エリアも、ホテルのロビーみたいな雰囲気になっていて、ラグジュアリーな雰囲気でした。
台湾のパブリッシャーであるMoaideas Game Designのブースには、マーダーミステリー『約束の場所へ』が置いてありました。
非常に気になったのですが、まずはディアシュピールさんでやっている『王府百年』を先に遊んでからにしたいなと思い、そっと離れました。
ちなみに「すべてがネタバレ」とのことで、内容物の展示は控えたそうです。すごい覚悟!!
ラディアスリーさんのブースでは、デザイナの中村さんが列をなす挑戦者と対決しまくっていました。
盤面の様子を、ディスプレイで出すのも分かりやすく良いブースだなと感じました。
各種グッズを手がけていらっしゃるコスパさんのブース。
今回はミスカトニック大学購買部の看板を掲げて、クトゥルフ推しの様子です。
Aホールを歩いているときに見かけた、おそらくはウォーゲーム用のコンポーネント。
ウッドバーニングで作られた街並みが素敵です。
Bホール
ゲームマーケットでは、毎回、何らかのゲームを取り上げて広いエリアを確保して、ゲームを遊べる空間を提供しています。以前には、テキサスホールデムが取り上げられたこともあり、ミスボドポーカー部が協力したこともあります。
今回は能登の伝統ゲーム『ごいた』ということで、能登ごいた保存会の各支部が、協力して講義や公式フリー対戦を企画していました。
よち工房さんが持ち込んだ、全自動ごい牌卓も稼働していました。
これ、一度、体験すると、かなりのスピード感で打ち続けられるので病みつきになってしまうんですよね。
99,000円で販売中とのことで、気になった方は声を掛けてみては。
こちらは、公式フリー対戦のの上位入賞者向けの景品。
各社がゲームを提供された様子です。
ごいたの隣では、ゆるLARPとして、最近、盛り上がってきている『LARP』を、ゆるく体験できるエリアがありました。
こちらはグッズショップ。
奥に見えるのは体験エリアで、衣装の貸出も行っていました。500円で衣装と武器を貸し出してくれて、フォトジェニックな背景の前で写真を撮ってくださって、その後、5分の模擬戦闘を体験させてくれました。
なかなか雰囲気があって楽しかったです。疲れましたけどね!
LARPのさらに隣では、日本蒸奇博覧会の方々がスチームパンクなアクセサリを販売されていました。
見る度に、グッと来るのですが、一度でも手を出したら最後、ずぶずぶと沼にはまりそうで怖いです。
こちらはチャリティーのコーナー。
ここでの売上は、すべて募金されるとのことで、ゲームを提供された各社に敬意を表します。
これは初めてのことではないでしょうか。
まさかの大道芸人さんです。
ゲームマーケット事務局が招待したわけではなく、ブース代を払っての出展だそうです。イベントに華を添える存在として、非常に素晴らしいと感じました。
前回のゲームマーケットで新作として『灰色城奇譚 プレビュー版』を出されたかりかりうめさんのブース。
今回『灰色城奇譚』の完成版はなく、前作『カムズ』をメインで展開されていました。
SMART 500さんのブース。
ミニチュアも展示されていて、非常に可愛らしいですね。
ふと横を見ると、自由の女神像がゲームパッケージを掲げていました。可愛いな!
さとーふぁみりあさんのブースでは、秋新作として予定しているコリントコンストラクションを試遊させていただきました。
ほぼ、すべてのボールが緑の得点エリアに入り大勝利でした。
良いゲームじゃないですか。買います。
終わりに
さすがに2日間、歩き回って疲れ果てました。
喉を酷使したので、オリーブオイルを摂取しようと思ってアヒージョです。