雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

3部作完結『ダークナイト ライジング』の感想(ネタバレあり)


 クリストファー・ノーラン監督による、『バットマン』の実写映画3部作(通称ダークナイト・トリロジー)その最後の1作『ダークナイト ライジング』を観ました!
 前々から観たいと思っていた作品だったので、完走できて嬉しいです。

いきなり8年が経過!

 前作『ダークナイト』からいきなり、8年間も作品内時間が吹っ飛んでいたことには驚きました。
 ハービー・デントがトゥーフェイスとして犯した殺人の罪を被ったバットマンは姿を消し、ブルース・ウェインは完全に引きこもりに……。
 なんとなく、ブルースの落ちぶれた様子には、哀愁を感じましたね。都市を救ったヒーローであるはずにも関わらず、讃えられるのではなく、このような結末に辿り着いてしまうのは、本人が望んだものとは言え、胸がしめつけられます。

再び表舞台へ!

 キャットウーマンことセリーナ・カイルと、ベインは仲間かと思いましたが、敵だったのですね。
 8年も表舞台から遠ざかっていたから、すっかり鈍ってしまったのでは? というブルースはセリーナにあっさりはめられて窮地へと。
 しかし、それ故にでしょうか。再びバットマンの衣装に身を包み、姿を現したときは「ぼくたちのバットマンが帰ってきてくれたー!」とテンションが上がりました

しかし、踏んだり蹴ったり

 ここまで、こてんぱんにやられるのは、初めてではないでしょうか、バットマン。
 裏切りに裏切られて、どん底のどん底まで落ちましたが、落ちきった先にあるものは再起しかないわけで、終盤、セリーナと共闘の体制が整った後は、バットマンが活き活きと活躍する様を、けっこう落ち着いて見ることができました。

ヒーローのその後……

 エンディングは、実に快かったですね
 ゴッサム・シティは救われ、ブルースも生きていて、セリーナと幸せそうに過ごしていて、執事のアルフレッドはブルースが生きていることを知っていて、そしてジョン・ブレイクはロビンとしてバットマンの後を担う……。
 平たく言って、完璧、もしくは最高ではないでしょうか
 ちょっと驚いたのは、ゴードンがバットマンの正体を知らなかったくだり。なんだか、ずっとバットマン=ブルースであることを知っているものと思っていましたが、最後の最後にようやく知ったのですね。
 あの瞬間、点と点が一気に繋がって、深い衝撃を受けたであろうことを思うと……グッと来ますね。

終わりに

 冒頭にも書きましたが、前々から気になっていたダークナイト・トリロジー、ようやく観終えることができて感動です。
 単体の映画としては、やっぱり2作目の『ダークナイト』が好きですかね。ジョーカーの狂気や、ハービー・デントの闇堕ちなど、見どころが多かったです
 非常に良かったので、もっとこの世界観に触れたいなあと思うのですが、どちらかと言うとクリストファー・ノーラン監督の他作品を、追った方が良いものに出会えそうな気がしますね。どんどん追っていきまーす!