雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

CDを発掘する旅に出よう『カナート』の感想

f:id:sinden:20190626112602j:plain
 TANSANFABRIKさんのゲームマーケット2019大阪の新作『カナート』を遊びました。
 2人から6人で遊べるボードゲームです。


f:id:sinden:20190626112700j:plain


 いやあ、ずるい!
 ずるいですねー、これは。
 世代がヒットすれば面白くないわけがない! そんなゲームです


f:id:sinden:20190626112726j:plain


 舞台は、荒廃した大地。
 プレイヤはバイクや自動車を乗りまわし、荒れ果てた世界を旅して、打ち捨てられた都市を訪ねては発掘を試みます。
 探し求めるのは、もちろん文明が崩壊する前に若者たちのハートをとりこにして銀色の円盤。
 CDを発掘して、そのジャケットから在りし日に思いを馳せながら、古のミュージックに耳を傾ける。そんなゲームです。


f:id:sinden:20190626112755j:plain


 このゲームのポイントは、なんと言ってもルールブック裏面に記載された、各CDの説明でしょう。
 平成を駆け抜けた世代であれば、誰も知っているようなジャケットに対して、文明崩壊後の人々が、推測したコメントがつけられているのが、とにかくウィットが効いていて面白いのです
 たとえばSMAPとか、おっと、この話題は危険だから避けておきましょう……。


f:id:sinden:20190626112826j:plain


 とにかく!
 世代さえ一致すれば、抜群に盛り上がり、抜群に楽しい、そんなゲームです。


f:id:sinden:20190626112902j:plain


……ちなみに、上述のフレーバーを無視して、ゲームだけに注目すれば、ちょっと今ひとつかもしれません。
 巾着袋から目当てのタイルが引けるかどうか、都市に辿り着いて発掘を始めるときは、ダイス目に恵まれるかどうか、わりと運の要素が強めです。
 運が悪いと、複数ラウンドにわたり無為にターンを浪費してしまうこともあり、デザイン的には瑕疵が多いです。
 けどですね、このゲームの本質は、そこじゃないんですよ。
 荒れ果てた世界を旅して、かつて若者を魅了した音楽に思いを馳せる。そこにロマンを覚えるかどうか。ザッツオール!


f:id:sinden:20190626112930j:plain


テーマは面白かったと思う! 小ネタがいろいろ入ってて面白かったと思う

世代直撃のひとならば、バッチリだよね

ダイスの出目が悪いと進みにくくなるよね。あっきー、ぜんぜんCDを拾えてなかった

そうね。ダイス目に恵まれないと、完全に停滞すると言うか、置いていかれるよね

特殊能力のひとたちを使うのが、ちょっと難しかったよね。タイミングが合わなかったりして

早く使わないと、他のひとに取られちゃうから急ぎたい気持ちになるんだけど、そのためにタイルをいっぱい引こうとしたときに限って、砂嵐が出ちゃったりするよね

そうそう! 砂嵐、多かったよね

バースト系のゲームならば、あれくらいかなという気もするけれど

ボードゲーム QANAT(カナート)

ボードゲーム QANAT(カナート)