雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

ドラマチックなマナー違反『エレベータ前で』の感想


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 Saashi & Saashiさんのゲームマーケット2019春の新作『エレベータ前で』を遊びました。
 2人から4人用のカードゲームです。ちなみにエレベーター前で、ではないようです。


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 Saashi & Saashiさんのデザインは、いつも思うんですけれど、渋いんですよね
 古き良きドイツゲームを象徴するキーワードとして、運と実力、というものが挙げられるでしょう。あんまり実力寄りになってしまうと、精通しているプレイヤが必ず勝ち、老若男女が楽しめなくなってしまい、運に寄ってしまうと、選択する楽しみが失われます。
『ブレンドコーヒーラボ』を遊んだときも思いましたが、このバランスの取り方というか、調整が、とにかく絶妙としか言いようがないのです



『エレベータ前で』は、効率的に自分の担当色をエレベータに押し込んでいくゲームです。
 3基あるエレベータは、それぞれ店員が決まっており、溢れてしまうと乗れなくなってしまい0点ですが、先頭で乗るより、最後に乗った方が高得点なので、ギリギリ最後尾につけたいところですが、油断していると、いきなり割り込みが発生して、押し出されてしまい0点に転落したりします。
 また、ギリギリだと怖いので、先頭につけてみたら、仲間を見つけて列を離れてカフェに行ってしまったりして、もう悲鳴をあげるしかないです。


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 と言うわけで、割り込みやカフェ、他にも迷子ルールなど、エレベータ前の行列は、わりとドラマチックに変動するのですが、それほどランダム感は覚えませんでした。
 完璧に制御できるわけではないのですが、ある程度の方向性はコントロールできるような気がしていて、少なくとも、プレイヤに、このように思わせている時点で、良いデザインだなと感嘆します


 ルールで、ひとつだけ気になったのは、スタートプレイヤの決め方。
 3人で遊んだのですが、点数で判断して決めるのではなく、時計回りに移していった方が公平なのではと感じました。


コントロールしずらかった

Saashi & Saashiさんのゲームは、そういうもどかしさがあるよね

運要素が大きいんじゃないかなあ。自分の色が、山の上の方だと、どうしようもないじゃな。さよならグッバイだよ

ああ、確かにシャッフルした結果、そうなってしまうと、ちょっと不条理感が生まれるかもしれないね

なの!