雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

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フィギュアボードゲーム『ドラゴンギアス』の感想

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 エッセンシュピール2019で、アークライトが発表を予定している新作『Dragon Gyas(ドラゴンギアス)』を遊ばせていただきました。
 ゲームデザインはカワサキファクトリーの川崎晋氏、世界観設定は『428~封鎖された渋谷で~』のイシイジロウ氏、そしてアートワークは西村キヌ氏と超豪華メンバーによる2人用ゲームです(3人ルール、4人ルールも準備中とのこと)

ゲームの概要

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 こちらはゲームの全体像。
 プレイヤーは人類社会の守護者として、巨人ヘクスギアスと騎士団をコントロールする人類と、進化をやめた人類を滅ぼすべく都市へと急襲をかけるドラゴンとに分かれて戦います
 ヘクス型のフィールドは、竜がやってくる山岳地帯と、都市の外壁とに分かれており、それぞれのプレイヤーは布陣を終えたのち、最終戦争に臨むことになります。

ゲームの目的

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 ゲームは全5ラウンドとなり、人類側の勝利条件は5ラウンド以内に巨大ドラゴンを撃破することが目的となります。
 一方、ドラゴン側は5ラウンド以内にギアスを破壊するか、5ラウンド経過後まで死なずにライフを残すことを目的とします。

ゲームの進め方

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 各ラウンドにおいて、それぞれのプレイヤーは、まず配下となる騎士団や小竜(ドレーク)をコントロールします。このフェイズにおいて、人類側は巨大ドラゴンの、ドラゴン側は巨大ロボットの弱点を探ったり、投石等で小さなダメージを与えることが可能です。
 騎士団やドレークたちは、集団で動き、基本的には弱小なる存在ですが、正確にコントロールすることができ、相手の弱点さえ見抜ければ、着実にダメージを与えていくことができます。
 配下を操作するフェイズを終えたら、次は巨大ロボットないし巨大ドラゴンをコントロールするフェイズ。これは、手札を3枚プロットし、優先順位に従って1枚ずつ公開しながら、移動や攻撃などの処理をしていきます。巨大ロボットや巨大ドラゴンの攻撃力は大きいですが、あらかじめカードをプロットしてから処理していくので、一撃必殺の攻撃が放たれる前に、移動して躱されてしまうこともあり、相手の手札を想像したり、相手の行動を読み切る必要があります。

ゲームの感想

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 今回は、ラディアスリーの中村さんと対戦させていただきました。
 お互いどちらを担当することになるかで揉める可能性があるかと思いましたが、中村さんは迷うことなくドラゴン、そして秋山もまた迷うことなくロボットを選び、円満にゲームが始まりました。


 フィギュアを動かして対戦するので、遊ぶ前は「おおざっぱなゲームなのでは?」と失礼ながら思っていましたが、いざ遊び始めてみると、そんなことは全然なかったです
 騎士団をコントロールして、巨大ドラゴンの弱点を探りつつも、こちらの巨大ロボットの弱点は悟られぬよう、ドレークの道を阻みつつ、相手の捨札を確認し、巨大ドラゴンの次なる進路を想像し、先回りの手を打って……と、非常に考えどころが多いですし、激しい読み合いが求められます


 最終的には、第5ラウンドの最終ターンで、ダブルストライクが名中し、巨大ドラゴンを仕留めましたが、1枚でもカードを出す順番が異なっていたら、勝者は変わっており、ほんとうに紙一重でした。

フィギュアについて

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 今回は試遊ということで、厚紙で作られたコマを使いましたが、既にフィギュアも用意ができており、彩色された実物も展示されていました。
 視認性を考えると、ちょっとプレイアビリティを削ぐかもしれませんが、雰囲気は絶対に出ていますし、また機会があれば、このフィギュアを使って遊びたいなと感じました。

終わりに

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 エッセンシュピールの会場には、販促用に巨大フィギュアが展示されていましたが、もうとにかく巨大ロボットのヘクスギアスがカッコいいです……!
 竜の襲来に備えて、各都市に一騎ずつ配備されており、古の魔法使いたちが長い年月を掛けて作り出したという設定も燃えます。発売が楽しみですね!!