雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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名画の新たな楽しみ方『じっくりミレー』の感想

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 ちゃがちゃがゲームズさんのゲームマーケット2019春の新作『じっくりミレー』を遊びました。
 2人から6人まで遊べる、コミュニケーション系のゲームです。
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良かったよ

え、軽っ?

意外に難しかったよ。怒りとかは、明確に分かるけれど、近しい感情のものは、区別がつかないと言うか、難しかった

ゲーム的には、そうだね

枠が複数種類、用意されているのは良かったね。小さい枠を使って人物を顔を中心に添えるのもいいし、敢えて大きい枠を使って、その枠の中で、人を端っこに置くのもいい

余白の美学ですね

2人いたりすると、どっちの視点で感情を見ているのか分からなかったりすることもある。私のお気に入りは鳥獣戯画です! だって、楽しみしかないじゃない。どれもこれも鳥獣戯画でいいよ。楽しすぎる

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非常に斬新なゲームデザインだと思った。昔は、美術館巡りをふたりですることもあったけれど、最近はヨーロッパに行ったときにしか美術館って行ってないよね。美術館に行っても、結局、目立つものを見てしまうし、その美術館が貯蔵している目玉となる絵画を見てしまうけれど、このゲーム『じっくりミレー』を介することで、個々の作品をじっくり見る楽しさを思い出せたし、なんなら今まで絵の隅っこに描かれている人物なんて、視界に入ってはいたけれど、見てはいなかったし、その人物の想いなんて、想像すらしていなかった。だから『じっくりミレー』で、まじまじと絵画を見たとき、そこに存在していた情報量に驚いたし、いかに自分が今まで見ているようで見ていなかったことに気づきを得て、感動した

あっきー、だいぶ褒めるね

良いと思います

あ、語彙力なくなった

良いと……思います……