雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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アークライトがマーダーミステリーに参入!?新作発表会のレポート

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 マーダーミステリーと推理ゲーム好きが興じて『修道院はどこに消えた?』というゲームを先だってリリースした秋山です、こんにちは。
 ゲームマーケット2019秋の2日目、ステージイベント「アークライト新作発表会」で電撃的な発表があったので、レポートさせていただきます。尚、多くの方が途中で「お前、なんやねん!」と突っ込む気がしますが、まあ、それは追々……。

アークライト新作発表会とは

 まずは、この新作発表会について。
 前々回くらいから、ゲームマーケットでは各社がステージを用意して、ステージイベントを開催することが増えてきました。前回のゲームマーケットでは、アークライトもイベントスペースを用意していて、ドロッセルマイヤーズの渡辺さんが新プロジェクト発表として『Kaiju on the Earth カイジュウ・オン・ジ・アース』シリーズを発表しました
 こちらは、スケジュール通り、この秋にシリーズ第1弾として『ボルカルス』が発売され、早くも話題を呼んでいます。

今回の新作発表会について

 今回、アークライトとしてはブース内にステージを設けておらず、ゲームマーケット事務局が用意した全体向けのステージを用いて、そのコマのひとつとして新作発表会を行いました。
 1時間の内、20分が『ボルカルス』と『Kaiju on the Earth』シリーズの第2弾について、20分が『ドラゴンギアス』についてでした。これらは、別途、ゲームマーケット2019秋2日目レポートで取り上げさせていただければと考えております。
 そして、最後の20分が、今までまったく明かされていなかった『マーダーミステリーポータブル』シリーズの発表になります

新作発表会の登壇者について

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 新作の発表として登壇したのは、アークライトの国内ボードゲーム制作部の刈谷氏と、ミスボドゲームズの秋山の2名
 はい、なにを隠そう私でございます……


ぺこらさん、ここで突っ込んでもらってもいい?

お前、なんやねん(棒)

ありがとうございます


 自作自演っぽい感じで申し訳ありません。
 と言うわけで、壇上で発表させていただいた事項の繰り返しになりそうですが、ボードゲームやマーダーミステリーに関する情報を、発信しているブログとして、ここからは書かせていただきます
 あ、ちなみに、モザイクを掛けているのは、インターネットに顔を出していないからです。ご配慮いただければ幸いです。

マーダーミステリーポータブルシリーズとは?

 発表されたのは、大きく3点です。


・コンセプトとターゲット
・シリーズの展開
・今後のスケジュール


 まずは、コンセプトとターゲットについて。
 刈谷氏の言葉を借りますが、昨今、ひとつのムーブメントとなりつつあるマーダーミステリーですが、既に多くのコンテンツがリリースされ、多くのプレイヤーが体験してはいますが、まだまだその敷居は高く、入門用と位置付けられるゲームは少ないのでは、とのことでした。
「マーダーミステリーって面白そうだけど……」と思いながら、いろいろな理由をつけて、一歩が踏み出せない方をターゲットに、マーダーミステリーの入門となるゲームが、本シリーズとなります


 その具体的なゲームとして、秋山より『修道院はどこに消えた?』を説明させていただきました。
 正体隠匿要素がないため、このメカニクスを苦手とするプレイヤーでも楽しく遊べ、プレイヤー人数も1~5人と揃えやすく、またプレイ時間もインスト含め45分と短めです。マーダーミステリーの敷居を大きく下げた、推理ゲームとして、同作を紹介させていただきました。
 尚、『修道院はどこに消えた?』は、あくまで例として挙げただけで、このゲームがアークライト社よりリリースされるわけではありません。


 次に、シリーズ展開について。
『マーダーミステリーポータブル』は1作では終わらず、様々なバリエーションを揃えた作品群として提供されることが発表されました。また、従来のボードゲーマーに訴求し、上質な物語体験が提供できるとして、計5名のリリースが予定されているデザイナーが紹介されました


 1人目として『修道院はどこに消えた?』をデザインし、このシリーズを牽引していく秋山真琴。
 2人目として『クトゥルフ神話TRPG』の日本語版展開を担うアーカムメンバーズのメインライターであり、ライトノベル作家でもある内山靖二郎氏
 3人目として『ラブレター』で知られ、近年は『文絵のために』シリーズで従来にないゲームを発表したカナイセイジ氏
 4人目として、先だって『惨劇RoopeR』の舞台化も発表し、『桜降る代に決闘を』のデザイナーであるBakaFire氏
 そして、5人目として、マーダーミステリーの火付け役のひとりであり、『九頭竜館の殺人』をこのゲームマーケットで発表した秋口ぎぐる氏


 最後に、今後のスケジュールについて。
 やや先となりますが、2020年夏に第1弾の発売と告知がされました。
 このタイミングで、上述した5人の内3人が1作ずつリリースし、3作同時発売が予定されています。その後は、隔月1作のペースで、シリーズ展開がなされていく予定です


 また、壇上では、さらにここだけの話として、このシリーズが、どういう形態で提供されるのか……という話がありましたが、こちらに関しては発表を聞いた方だけの情報とさせてください。

終わりに

 以上です……!
 レポートなのか、秋山の今後の活動発表なのか、なんだか位置付けが難しい記事になってしまいました。前者としてはあくまで情報提供ですが、後者としては「皆! 応援してくれよな!」みたいな感じになります。よろしくお願いします!