雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

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『魔術士オーフェンはぐれ旅』プレミアム上映会レポート

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 25年の時を経て、まったく色褪せない、むしろ新たな生命を吹き込まれて、現代風によみがえったオーフェンを見てしまいました……!
 と言うわけで、11月26日に開催された『魔術士オーフェンはぐれ旅』プレミアム上映会に参加してきたので、その様子をレポートします。

魔術士オーフェンとアニメについて

 富士見ファンタジア文庫、角川スニーカー文庫、そして電撃文庫で育ったと言っても過言ではない秋山にとって、


魔術士オーフェン? 説明不要では??


 という感じですが、最近の本読みからすれば、伝説的な作品と知ってはいるけれど、実際に読んだことはない、(アニメを)観たことがないという方は多いことでしょう
 ざっと説明します!
 著者は秋田禎信(あきた・よしのぶ)、1991年に第3回ファンタジア長編小説大賞の準入選を受けてデビュー。代表作は『魔術士オーフェンはぐれ旅』、『エンジェル・ハウリング』など。最近では『巡ル結魂者』の著者としても知られているでしょうか。秋山の初秋田禎信は、たしか富士見ミステリー文庫の『閉鎖のシステム』だった気がします。
 イラストレーターは草河遊也(くさか・ゆうや)、魔術士オーフェンシリーズの他、森岡浩之『月と闇の戦記』や、あざの耕平『BLACK BLOOD BROTHERS』のイラストレーターとしても知られていることでしょう。男性キャラクターの流し目が、とてつもなくエロいと思います!
『魔術士オーフェンはぐれ旅』は1994年に第1巻『我が呼び声に応えよ獣』が発売され、長編シリーズの他、短編シリーズとして無謀編や、出版社を富士見書房からTOブックスに移して新シリーズなどもあります。富士見ファンタジア文庫では『スレイヤーズ!』シリーズと双璧をなす人気作だと思いますが、2005年には『スレイヤーズVSオーフェン』なんていう夢のコラボ作も発行されました。
 1998年から2000年に、2期にわたりアニメ化もされたことがあります。


 振り返りはこれくらいにしておきましょう。
 今回のアニメ化は、シリーズ生誕25周年プロジェクトとして手掛けられた、まったく新しいテレビアニメとなります。現代のアニメ技術を惜しみなく注ぎ込んだ、ファンがずっと待望していた新生版と言えます

【合本版1-10巻】魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版 (TOブックスラノベ)

【合本版1-10巻】魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版 (TOブックスラノベ)

プレミアム上映会の様子

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 11月26日に一ツ橋ホールで開催されたプレミアム上映会ですが、光栄なことに招待いただき、観覧する機会に恵まれました。
 当日は、2020年1月7日から放送が予定されているアニメの、第1話から第3話までが先行上映され、また上映後には、オーフェン役の森久保祥太郎さん、クリーオウ役の大久保瑠美さん、ドーチン役の渕上舞さん、チャイルドマン役の浪川大輔さんが登壇し、トークショーがありました。
 また、来場者プレゼントとして、B2判のティザーポスターをいただきました!

先行上映会について

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 一言でまとめると、


めちゃ良かった


 としか言いようがありません。
 原作を忠実に再現しており、導入パートは無謀編を少し絡めながらギャグシーンから入り、ストーリーが本格的に始まり、シリアスな色合いを帯び始めたら、過去回想という形でプレ編を挿入したりしていて、まさに再構築という趣きでした
 上にも書きましたが、ファンがずっと待ち望んでいた、ずっと観たいと願っていたアニメそのものではないかと感じました
 作りが巧いというのもあるかもしれませんが、原作が25年前というのをまったく感じさせない、むしろ今観ても、充分に新しく、長年のファンだけでなく、『オーフェン』を知らない世代でも絶対に楽しめる作品に仕上がっていました
 第1話から第3話まで、一気に観られたのも良かったです。『オーフェン』を知らない方は、是非、まずは3話までは脱落することなく追っていただきたいですね。絶対の、絶対にファンになります!

キャストトークショー

 第3話上映後は、キャスト4名が登壇し、トークショーに入りました。
 いやあ……良かったですね(語彙力失踪)
 個人的には、クリーオウ役の大久保瑠美さんを、とても好ましく感じました。オーフェンが始まった当初、彼女は9歳だったらしく、オーフェンと共に育ったという彼女は、かなりディープなファンで、やや早口気味にその魅力を語る様子は、とても好感が持て、キャスト陣のように、彼女のように作品愛を持っている方がいて良かったなと感じました。
 また、1998年に始まった最初のアニメに引き続き、オーフェン役の森久保祥太郎さんは続投となるのですが、かつてオーフェンを演じた森久保さんだからこその想いを聞けたのも良かったです。
 このアニメが原作のどこまでを映像にするかは分かりませんが、森久保さん曰く、関わっているスタッフは皆、オーフェン愛が深いらしく、2期、3期と続けたいので、応援してね! という最後の言葉にはグッと来ました。

終わりに

 と言うわけで駆け足でしたが、プレミアム上映会のレポートでした。
 ほんとうに素晴らしい会で、終了後は感動で胸がいっぱいでした。年始の上映スタートが今から待ち遠しく、第4話以降が楽しみでなりませんね。最近は、あまり本を読んでおらず、特にTOブックスの新シリーズはまったく触れていないので、この機会に、またオーフェン世界に浸かりたいなと感じました。

【合本版 第四部】魔術士オーフェンはぐれ旅 (TOブックスラノベ)

【合本版 第四部】魔術士オーフェンはぐれ旅 (TOブックスラノベ)