雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

2種類の謎解きゲームが楽しめる『ミステリーハウス』の感想

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 そろそろエッセンシュピール2019のゲームを積むだけではなく、崩していこう! ということで、ソファに置きっぱなしになっていた『Mystery House: Adventures in a Box(ミステリーハウス:アドベンチャーズ・イン・ア・ボックス)』を遊びました。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

どんなゲーム?

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 タイトルにも書いた通り、いわゆる『EXIT』や『Unlock!』と同じく、リアル謎解きゲームをアナログゲーム化したものです
 先行作品と比較して、大きな違いは、何と言っても、この特徴的なコンポーネントでしょう。
 箱の上部には等間隔にスリットが空いており、小さなカードが差し込めるようになっています。そして、側面には窓のように穴が空いており、小さなカードが横から見えるようになっています。
 他の多くの謎解きゲームと同様に、シナリオ形式ですので、1度しか遊べませんが、基本セットには「Family Portrait(家族の肖像)」と「The Lord of the Labyrinth(迷宮の主)」の2種類のシナリオが入っているので、最低でも2回、遊べます。
【2020年8月25日追記】アークライトさんから日本語版の発売が決定済み&近日発売となります!

遊び方

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 前述の通り、まずは遊ぶシナリオを決めます。
 シナリオは写真右部にあるような小箱に入っており、開けると箱に差し込む小さなカードの他、探索すると獲得できるカード類が入っています。
 小さなカードには、そのカードがどこに差し込まれるか書かれているので、なるべく内容を見ずに、パッパと差し込んでいきます。
 アナログの準備を終えたら、次はデジタルの準備です。公式サイトよりアプリをダウンロードして、立ち上げてシナリオを選択します。
 準備が整ってスタートボタンを押したらゲームスタート、60分以内にその状況から脱出することを目指します。


 基本的には、擬似的な探索です。
 まずは、四方八方から箱の側面を覗き込み、ときには懐中電灯を用いて、そこに描かれているイラストをとにかく注視します。
 そして、

ここに鍵の絵が描いてあるよ!

 なにかを発見したら、その事実をアプリに打ち込みます。すると、カードの何番を開けてと指示が出るので、その番号が裏に書かれたカードをめくると、ふしぎな形の鍵を入手できる、という仕組みです。
 後は、そのカードが適用できる場所を探したり、組み合わせられる他のカードを考えたり、暗号解読に使ったり、等々……。
 扉を開けることに成功すると、箱に差し込んだ小さなカードを抜き取るように指示が出るので、そのカードを抜くと、今までそのカードに遮られて見えなかった館の奥が見えるようになるのが面白いです

一緒に遊んだぺこらさんの感想

私は「Family Portrait」の方が好みだったよ。あっきーは?

ぼくは「The Lord of the Labyrinth」かな。「Family Portrait」も嫌いではないけれど、ちょっとサイコホラーと言うか、最終局面は怖くて鳥肌が立ったよ。後、先に遊んだから、まだ勝手が分かってなくて、イラスト内をよく見ないといけないことに気づいてなかったから、後に遊んだ「The Lord of the Labyrinth」の方が、万全を期せた気がする

2個目の方が怖かったかな。○○とか○○とかが、単純にグロかった。ちょっと覗くのが、ひぇ~って感じ。ほら「Family Portrait」はストーリーはホラーだったけれど、見た目は怖くなかったじゃない

確かにね。切り裂かれた○○や、取り残された○○を見て、勝手に怖いという感情が励起される感じだよね

そうそう、日本的なホラーに近いんじゃないかな

そうかもしれない

終わりに

 謎解きとしては、比較的、オーソドックスだとは思うのですが、実際に手を使って箱を回転させたり、顔を近づけて窓から中を覗き込むというアナログ感が、とてもボードゲーム的で堪能しました
 物自体に言語依存は、ほとんどありませんが、アプリ開発が絡むので、日本語化障壁は、ちょっと高そうです。非常に面白かったので、早々に日本語化されて、多くの国内ファンの手に届くことを願うばかりです。