少しだけアブストラクトゲームの要素を持つ『QUARTINO』を遊びました。
2人から4人用のゲームです。
ゲームの概要
共通の盤面にトークンを置いていって、手元のカードにある課題と同じ組み合わせを再現することができれば、そのカードを捨てることができます。
最初に、すべてのカードを捨てることができたプレイヤーが勝者です。
ゲームの感想
BGGを見ると「アブストラクトゲームを遊びたいけれど、チェスやチェッカーは退屈。そんなあなたに、QUARTINO」と書いてありましたが、そこまでアブストラクト要素は感じられませんでした。どちらかと言うと、読み合いのゲームではないでしょうか。
共通の盤面をコントロールして、お題を満たすことを目指すのですが、先に他のプレイヤーがお題を満たしてしまうと、そのために用いた4つのトークンは除外されてしまいますし、そもそも左隣のプレイヤーが目指している課題が分からない以上、防ぎようがありません。
ちょっとプレイ感が薄いと言わざるをえません。
などと、ブツブツ言いながら遊んだのですが、最終的には運にも恵まれて勝ってしまいました。勝てたら良いゲーム、とは言いませんが、ふしぎなテイストのゲームでした。
終わりに
もう一捻りしたら、劇的に面白くなりそうな気配はあるのですよね。パブリッシャーはフランス。デザイナーの出身は分かりませんが、これもお国柄なのかもしれませんね。