昨日、武田/モデルナ社製ワクチンの接種(2回目)を行ってきました。
しばらくブログで雑記的な内容は書いていませんでしたが、ふと、思いたったので久しぶりに書くことにします。
トランプ氏とバイデン氏の大統領選は対岸の火事だった
今になって、まざまざと感じるのですが、昨年の大統領選は、まさしく対岸の火事でした。
「隠れトランプ」という、ひそかにトランプ氏を支持しつつも、絶対にそのことを表明することがない方々がいました。彼らは日本からの取材に対して「自国のメディアではないから」と言って内心を吐露していました。
オリンピックに対して言及することに息苦しさを感じる
ひるがえって現在の日本はいかがでしょうか。
オリンピックを巡る言説、コロナ対策を巡る言説、政党や政策を巡る言説。
日々、メディアやインターネット上を駆け巡るこれらを傍観して感じるのは、互いを認めあい、自由闊達にして前向きな議論ではなく、踏み絵の押し付けあいや過剰な罵り合いの応酬です。
軽々にオリンピックに対して賛意を示すと「コロナを拡散したいのか?」ですとか「菅氏の政策を認めるのか」ですとか容易に波及する危険性を覚えます。
ワクチン接種について
2020年3月以降、わたしは在宅勤務をはじめ、妻以外の方との接触が極端に減りました。
元々、潔癖症のきらいがあって手洗いは、よくする方でしたし、マスクもきちんと身につけています。このままの生活を送れば感染することはないだろうなと思いつつも、その一方で、
感染するかどうかは、結局、運では? 1日1回ダイスロールして、ファンブルしたら感染する。昨日まで大丈夫だったけれど、今日が大丈夫とは限らない
とも思っていました。
わたしは、アトピー持ちで、気管も丈夫な方ではありません。空気が乾燥する時期は、咳が止まりません。
感染したらたやすく重症化する予感がありますし、ワクチン接種後に死ぬ可能性もあると感じました。
ですが、ワクチン接種にあたり、そう悩みはしませんでした。
ワクチン接種しなくてもファンブルが出たら死ぬだろうし、いわゆるファクトフルネスなのでは? 飛行機墜落がこわくて飛行機に乗れないならば、交通事故がこわくて外出できなくなるはずだし、副反応がこわくて接種しないことを選択するなら、家から一歩も出ない覚悟を持つべき
ここまで言語化はしませんでしたが、わりと早々に判断し、6月に1回目を接種し、昨日、2回目を接種した次第です。
ファクトフルネス? 秋山はなにを言っているの? という方は、本を読んでください。データをきちんと見ましょうという話です。
副反応について
筋肉注射なので、腕に筋肉痛のような痛みを覚えます。
これは1回目も2回目も同様。わたしは血管が細くて、浮き上がりにくいので、健康診断や人間ドックのときはいつも迷惑をお掛けします。シンプルかつスピーディに注射できる筋肉注射は良いなと感じました。
接種してから、そろそろ24時間ですが、腕の物理的な痛み以外の副反応はありません。先行して飲んだバファリンプレミアムが効いているのかもしれません。
発熱したときように冷えピタも買っておきましたが、今のところ出番は来ていません。
絶対に体調が悪くなるだろうなという謎の自信がありましたが杞憂でした。よい意味で裏切られて良かったです。
終わりに
ワクチンハラスメントという言葉を聞きました。
「また、新たな○○ハラか……」とため息をつきつつも、わるくない言葉だなとも感じました。
多様な価値観、多様な判断、多様な覚悟があってしかるべきです。わたしは上述の理由でワクチン接種を判断し、実行しましたが、同様に思考し、接種しないという判断したひとを認めたいですし、支持したいです。
この考え方が、あなたの人生の一助になればと願うばかりです。
それでは今日はこのあたりで。