雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

オススメの謎解き&ボードゲーム&マーダーミステリーを紹介しています

第105回『大田非電脳系ゲーム倶楽部』参加レポート

f:id:sinden:20210910181815p:plain
 7月22日は、第105回『大田非電脳系ゲーム倶楽部』でした。
 遊んだゲームの感想を書きます。

どうぶつ滝くだり(Krasserfall)

f:id:sinden:20210910181923j:plain
 会場に到着すると同時に、いさりびさんにお誘いいただいて遊ばせていただきました。
『どうぶつ滝くだり』というタイトル通り、ボート(船)チップの上にトークンを乗せて、滝くだりを楽しむというある種のチキンレースです。
 写真では見にくいかもしれませんが、各ボートは透明なプラスチックが滝底に繋がっており、ある程度、滝が近づくと摩擦力が足りなくなり、滝底に一直線です。
 完全に物理的なキッズ向けゲームなのですが、それだけに面白く盛り上がりました。

ウィンターキングダム

f:id:sinden:20210910181949j:plain
『ドミニオン』のヴァッカリーノによるドイツ年間ゲーム大賞2012受賞作『キングダムビルダー』の第2弾です。
 前作は長方形のボードを4つ組み合わせてゲームボードを作っていましたが、本作はヘクス(六角形)型のボードを7つ組み合わせてゲームボードを作ります。さらに、アクションカードが追加され、自在にコマを配置できます。
 これによって考えなければならないこと、自由度が格段に増し、ゲーム中盤から終盤にかけては「できること」に溺れ、なにをすればいいか分からなくなります。公称プレイ時間は45~60分ですが、長考気味のプレイヤーがいると2時間級になる可能性もあるでしょう


f:id:sinden:20210910182025j:plain


 わたしは、かつて『キングダムビルダー』を毎月のように遊んでいたので、懐かしさを覚えつつ遊ぶと同時に、かなり戦術的にプレイしました。この日は4人中2人が『キングダムビルダー』未プレイ、残り2人が『キングダムビルダー』プレイ済みだったのですが、得点的には、おおきな差がつき『キングダムビルダー』経験者が終始優勢でした。
 面白く歯ごたえのあるゲームではありますが『キングダムビルダー』を飽きるほど遊んだひと向きかなという印象です。『キングダムビルダー』未プレイの方は、いきなり本作から入ると溺れるので要注意です。

ヒーフー!!

f:id:sinden:20210910182149j:plain
 4~5人用のトリックテイキングゲーム
 ぴったり2回だけ勝つことが目的で、1回以下でも3回以上でも駄目というバランス調整が難しいです。
 系統としてはビッド系トリックテイキングゲームの亜種と言えます。通常のビッド系は、手札が配られた後、じぶんが何トリック取れるかを考えてビッドしますが、本作は自動的に全員が2トリックを宣言してからはじまるようなイメージです。
 繊細なプレイングが求められますが、棚からぼた餅的に勝てるときもあるので、にぎやかに遊べます。

プロジェクトL

f:id:sinden:20210910182221j:plain
 最後は気になっていた『プロジェクトL』を遊ばせていただきました。
『ウボンゴ』と『宝石の煌き』を組み合わせたものと教わりましたが、遊びはじめて数分で「なるほど」と。
 見た目は、ただのパズルゲームですが、本質的には逆算系マネジメントゲームですね。面白かったです。

終わりに

f:id:sinden:20210910182250j:plain
 写真は、閉店してしまったお弁当屋さんの鳥久
 大田非にお伺いする際は、高い頻度で立ち寄っていましたが、コロナの影響でしょうか、残念ながら閉店とのこと。美味しかっただけに残念です。