雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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ボードゲーム『マンハッタン』の感想

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 1994年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞したボードゲームの古典『マンハッタン』の新版を遊びました。
 2~4人用のボードゲームです。

ゲームの概要

 プレイヤーは世界中の大都市に摩天楼を築き、ビル王になることを目指します。
 手番が来たら3枚の手札から1枚を選び、対応するマスに自分のビル駒を配置します。
 効率的にビルを建設し、もっとも勝利点を稼いだプレイヤーが勝利します。

ゲームの感想

 驚かれるかもしれませんが、かなり好みのゲームです。
 オールタイムベストの10以内に入ることはありませんが、100以内には必ず入れることでしょう。
 手番にできることが限られていたり、キングメーカーにならざるを得ない瞬間があったりと瑕疵が多く、いま改めてプレイすると、いかにも古臭いデザインではあります。
 しかし、ひっくり返すと、古き良きドイツゲームが持つ運と実力のバランスを、体現したゲームで、大人から子どもまで幅広い層が楽しめるゲームと言えます


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 コンポーネントが立体的であるというのが、高い評価の要因のひとつです。
 やっぱりボードゲームは、実際に手を動かして、盤面を操作してなんぼ、みたいなところがあるので、平面のボード上に、立体的なビルを配置し、文字通り摩天楼を築いていくという体験が得られるのが、何よりのポイントかもしれません。
 室内が、写りこんでしまうのを避けるため、変なアングルになりましたが、ゲーム終了時にそびえたつ摩天楼が完成するのも素敵です

終わりに

 10年ぶりくらいに遊びました。
 上にも書きましたが、いかにも古くさく、時代を感じるデザインでしたが、その一方で、子どもとも一緒に遊べるゲームであるとも感じました。
 新版で追加された追加のプロモカードは試していませんが、ゲームに幅が生まれそうです。