雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

オススメの謎解き&ボードゲーム&マーダーミステリーを紹介しています

言葉を使わず絵を描いて伝える謎解き『閉じ込められた芸術家とヒラメキの美術館』の感想

f:id:sinden:20211221231346p:plain
 よだかのレコードさんのドラマチック謎解きゲーム第30弾『閉じ込められた芸術家とヒラメキの美術館』を遊びました。
 4人1組で挑むホール型のリアル謎解きゲームです。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ゲームの概要

 プレイヤーは新進気鋭の芸術家となります。
 知恵とヒラメキの美術館において、様々な謎や暗号を解き明かし、本物の芸術家であることを証明します。

ゲームの感想

f:id:sinden:20211221231418j:plain
 いやー、楽しかったです!
 まさに期待していたと言うか、遊びたかったリアル謎解きゲームが遊べました。


 絵を描いてなにかを伝えたり、汲み取ったりするのって、とても好きです。
 ボードゲームでもお絵描き系のゲームは、好んで遊びますね。
 本作も、多くのお絵描き系のボードゲームにも共通して言えると思うのですが、きれいな、あるいは正しい絵が描けなくても楽しいんですよね。むしろ、ちょっと下手なくらいが面白かったりします。
と言うのも、ゲームにおけるお絵描きってコミュニケーションなんですよね。
 絵の上手い下手は関係なくて、伝わりさえすればいいので、極論、棒人間と矢印を駆使すれば、だいたいなんでも表現できます。そして、想像力で以って汲み取ることができます


 謎解きって、そもそも不完全なコミュニケーションを、どう読み取って解釈するか? みたいなところを面白味としているので、意味のわからない絵から意味を見出すのって、まさしく謎解きなんですよね
 そういう観点では、プレイヤー同士で謎を出し合っているとも言えるので、非常に新感覚でした。

終わりに

 ここ最近のよだかのレコードさんは、作品ごとにコンセプトが明確で「ここを楽しんでもらいたいのだろうな」というのが、遊び終えた後によく分かります。
 本作も遊ぶことができて良かったです。次も楽しみですね。