よだかのレコードさんのドラマチック謎解きゲーム第30弾『閉じ込められた芸術家とヒラメキの美術館』を遊びました。
4人1組で挑むホール型のリアル謎解きゲームです。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ゲームの概要
プレイヤーは新進気鋭の芸術家となります。
知恵とヒラメキの美術館において、様々な謎や暗号を解き明かし、本物の芸術家であることを証明します。
ゲームの感想
いやー、楽しかったです!
まさに期待していたと言うか、遊びたかったリアル謎解きゲームが遊べました。
絵を描いてなにかを伝えたり、汲み取ったりするのって、とても好きです。
ボードゲームでもお絵描き系のゲームは、好んで遊びますね。
本作も、多くのお絵描き系のボードゲームにも共通して言えると思うのですが、きれいな、あるいは正しい絵が描けなくても楽しいんですよね。むしろ、ちょっと下手なくらいが面白かったりします。
と言うのも、ゲームにおけるお絵描きってコミュニケーションなんですよね。
絵の上手い下手は関係なくて、伝わりさえすればいいので、極論、棒人間と矢印を駆使すれば、だいたいなんでも表現できます。そして、想像力で以って汲み取ることができます。
謎解きって、そもそも不完全なコミュニケーションを、どう読み取って解釈するか? みたいなところを面白味としているので、意味のわからない絵から意味を見出すのって、まさしく謎解きなんですよね。
そういう観点では、プレイヤー同士で謎を出し合っているとも言えるので、非常に新感覚でした。
終わりに
ここ最近のよだかのレコードさんは、作品ごとにコンセプトが明確で「ここを楽しんでもらいたいのだろうな」というのが、遊び終えた後によく分かります。
本作も遊ぶことができて良かったです。次も楽しみですね。