雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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中古で買った古いゲーム、そこには秘密があった『ザ・イニシアティブ』の感想

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 暗号解読と謎解きの協力型ボードゲーム『ザ・イニシアティブ』を遊びました。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ゲームの概要

 暗号解読と謎解きを組み合わせたキャンペーン形式のボードゲームです
 物語はゲームブック形式となっており、4人の学生が『The KEY』という謎のゲームを購入するところから始まります。『The KEY』を遊び進めていくうちに、4人の周囲では不可解な事件が起きるようになり、やがて謎めいた指令はプレイヤーの元にまでやってきます。

ゲームの感想

 最初に書いておきますが、完全クリアはできておりません。
 BGGのネタバレを見に行きましたが、情報が足りず、後1手ないし2手くらいのところで詰まっています。従って、本作のパーフェクトクリアを目指して、この記事を見に来られた方には申し訳ないとしか言えません。


 さて、本作ですが、冒頭にも書いた通り暗号解読と謎解きの要素を持つ、協力型ボードゲームです。
 ちょっと説明しにくいのですが、ゲーム内ゲームとして『The KEY』という協力ルールのゲームが存在し、この『The KEY』を繰り返し遊ぶことで、ゲーム内ストーリーが進み、4人の学生たちの身辺に変化が起きる……という流れです。
 一応、本編は最後まで遊びましたが『The KEY』の方は、後半ちょっと退屈でした。
 類似のゲームとしては『デッドライン』に近しいところがあるかもしれません。
『デッドライン』も後半の、物語を読み解いて真相を明らかにする推理パートは面白いのですが、手がかりを集める前半のパズルパートは機械的で飽きてしまいました。本作も『The KEY』をクリアするたびに、少年少女の物語が進むのですが、彼らの行く末が気になってしまい『The KEY』に集中できませんでした。

終わりに

 と言うわけで、完全クリアできていないので、個人的には不完全燃焼なのですが、充分に面白いゲームでした。
 ネタバレぎりぎりかもしれませんが、ARG的な趣きもありますので、その手のゲームが好きな方は、是非トライいただければ幸いです。