和階堂シリーズの第2弾『和階堂真の事件簿2 隠し神の森』を遊びました。
ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ゲームの概要
古い因習の残る集落で発生した神隠し事件に挑みます。
旧態依然として旧家のならわしと、隠し神という存在が信じられている舞台における本格推理。
ゲームの感想
前作『処刑人の楔』が面白かったものの、操作が煩雑だったので、つい着手する気が起きず、遊びはじめるまで時間が掛かってしまいました。
実際に遊びはじめると、誰からどんな情報が入手可能なのか、わかりやすく提示されるようにシステムが改善されており、かなり遊びやすかったです。
また、前作では、首なし死体の事件を探るために、次から次へと場所を移動しつつ、真相を追いかけていきましたが、本作の舞台は、人里離れた集落。
新しい場所を訪ね、新しい人物から聞き込みを行うのではなく、何度も繰り返し、現場を訪ね、関係者に何度も聞き込みを掛けることで、少しずつ事件を浮き彫りにさせていく形態でした。
舞台設定も横溝正史的もしくは三津田信三的なもので、不穏な気配がずっと渦巻いていて、特にラストシーンは良かったですね。
終わりに
物語の面白さに加えて、システムの改善が見られたので第3弾の『影法師の足』も早々に遊ぶ予定です。