雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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ストリームスクロスがさらに複雑化『エクストリームクロス』の感想


 kurumariさんプロデュースによる、居椿善久さんの『ストリームス・クロス』の拡張『エクストリームクロス』を遊びました。
 1人から何人でも遊ぶことができるロール&ライト系の紙ペンゲームです。

ゲームの概要

『ストリームス・クロス』は横軸と縦軸が1本ずつという盤面でしたが、『エクストリームクロス』は横軸が2本に縦軸が1本と複雑化しています
 また、ルールブックには、追加ダイスを加えた「7ダイスバージョン」等のヴァリアンルールも記載されています。

ゲームの感想


 タイトルが似ていますが、居椿さんの以前の作品である『エクストリームス』とは別物です。
『エクストリームス』が『ストリームス』を複雑化したゲームであるように、『エクストリームクロス』は『ストリームス・クロス』を複雑化したゲームです



 いやはや、ただでさえ『ストリームス・クロス』は遊んでいると、脳がぐちゃぐちゃになるゲームなのです。ダイスの出目が1、2、3、4、5、8なので期待値が計算しにくいのですよね。
 そこに、今度は横軸が増え、考えどころが増えたことによって、いよいよ難しくなりました
 とは言え、時間をかけて期待値を計算するのはオツではありません。
 期せずして8の出目が3つくらい出ることも、全然あるので、そういう振れ幅を楽しみながら遊ぶのがちょうどいいでしょう。

終わりに

『ストリームス・クロス』は別府さいさんによる素敵なアートワークに彩られていましたが、本作は無骨な仕上がりです。
 別府さいさんが仕上げた『エクストリームクロス』のカラー版リリースが待ち遠しいですね。