SCRAPが自社ファンクラブである少年探偵SCRAP団の会員向けに開催した『SCRAP団スペシャルパーティー 団員10周年 大団円!!』内の企画『本当に難しい!? 少年探偵SCRAP団への挑戦状』に参加しました。
ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ゲームの概要
突如、監禁されてしまった少年探偵SCRAP団団長。
すべての謎を解き明かさなければ、団長は解放されない!現地のスタッフとLINEで連絡を取り合い、謎解きに挑戦することになったあなた。
ところが、送られてくる謎は大事な情報が足りなくて、一見解けそうにないものばかり……!?
それでもなんとかして謎を解かなければ、団長を救うことはできない!はたして、この不完全な謎を解き明かし、団長を救える団員は現れるのだろうか?
https://scraptanteidan.com/s/n32/page/fc10th
ニコニコ動画での生配信を視聴しながら、LINE@を通じて進める個人戦形式のオンライン型リアル脱出ゲームでした。
制限時間は100分、脱出成功タイムも発表され、タイムアタック要素もある企画です。
ゲームの感想
タイトルにつけられた「本当に難しい!?」は伊達じゃなかったですね。
通常のリアル脱出ゲームは脱出率5~10%程度になるように調整されているそうですが、さらに難易度を上げた公演もときどき実施されており、2009年に行われたという脱出率0%であった『ほんとに難しいリアル脱出ゲーム』のタイトルを受け継いでいるあたり、作り手の本気をうかがわせます。
スタートと同時に意気込んで解きはじめようとしましたが、瞬殺できる小謎が1問すらなかったときは鳥肌が立ちましたね。
しかし、どんなに難しい問題であっても、制限時間が100分もあれば、じっくり取り組める余裕もあるというもの。腰を据えて着手すると、何故か見えにくかったものが見えてくる不思議です。
定期的に発表されるヒントに救われつつ最終工程まで辿り着きましたが、最後の最後でちょっと違う方向に考えを進めてしまい、残念ながら脱出失敗でした。
終わりに
小謎自体の難易度が非常に高く苦戦しましたが、傾向が分かれば、そこから辿っていくように解くことができるので、難しすぎるということはなかったように思います。
また、小謎で疲れ果てて、ラス謎に取り組む姿勢が悪かったですが、60分の公演ものと同様の驚きや楽しみがあって、非常に良い公演でした。
制限時間100分というのも良い設定でしたね。これが60分だったら時間に追われて、高難易度の謎を楽しむ余裕がなくなっていたので、難しめの持ち帰り謎を、みんなでいっせいに解くような臨場感がありました。また、15周年くらいに同様のイベントを企画していただきたいですね!