Intrismさんの組み立てて遊んで飾れる3D迷路キット『Intrism Icon』を遊びました。
1人で楽しむ、組み立てキットであり、迷路パズルであり、インテリアです。
作品の概要
Intrism Iconは、自分で組み立てる3D迷路キットです。
https://kibidango.com/2651
職人技が光る81個の木製パーツを組み立て、迷路を傾けたり回したりしてビー玉をゴールまで導くゲームとして楽しむことができます。
組み立て後はインテリアとして飾れます。
作品の感想
レーザーカットされた木製のパーツを組み合わせた製品と言えば『Cluebox』が、真っ先に思い浮かびます。
このブログでも以前に紹介しました。
『Cluebox』は組みあがった状態で届き、謎を解くものですが、未完成の状態で手元に届き、自分の手でパズルを組み立て、しかも遊ぶことができ、さらにインテリアとして飾ることまでできる!
めちゃくちゃ面白そうです!
と言うわけで、こちらは箱を開けたところです。
付属の説明書に従って、ひとつずつピースを抜き取っては組み合わせていきます。
説明書は英語ですが、どのピースを抜き取って、どこに組み合わせるかが1工程ずつ順番に図解されているので、文字を読む必要は、ほとんどありません。
説明書に従って、黙々と作業を進めます。
作業自体はけっこう平易で、
・指示されたピースを抜く。
・バリが残っていれば紙やすりを掛ける(確率的に10ピースに1ピースくらいの割り合い)。
・ピース同士を組み合わせる。
を繰り返していく感じです。
わりとキツキツなピースもあって、不用意に力を込めると割れてしまいそうになります。
そんなときは無理せず、紙やすりです。
最終的に割れたり、折れたり、ヒビ割れたりしたことはなかったので、丁寧に、ひとつずつ進めていけば、失敗して完成しなくなる。ということはないでしょう。
ただ、個人的に単純作業が苦手なタイプなので、開始5分で飽きました。
台からピースを抜くのと、バリを紙やすりで取る工程をぺこらさんに任せ、私は組み合わせることに専念することで、なんとかやり遂げることができました。
Intrism Icon の組み立てには、ほとんどの人が 2 ~ 4 時間ほどかかります。経験豊富なビルダーであれば、通常より短い時間で組み立てることができます。
https://kibidango.com/2651
実際に完成まで要した時間は70分でした。
2人で分担したので70分でしたが、ひとりですべての工程をこなしていたら確かに2時間は掛かったかもしれません。
4時間は、よっぽど不器用なひとでない限り掛かることはないと思います。
最初は影も形もありませんが、黙々と作業を続けることで完成形に近づいていくのは快感でした。
あまり経験がありませんが、ガンプラ好きの方は楽しく取り組むことができるかもしれません。
完成後は、迷路パズルとして遊べます。
個人的には、比較的かんたんでした。
ビー玉が 2 つの層の間を通過するため、単層設計と比べるとまったく新しいレベルの難しさです。人によってかなりばらつきがありますが、おおよそ10分から1時間ほどかかります。
https://kibidango.com/2651
2層構造になっている、というのがポイントです。
表から裏、裏から表へとビー玉を移動させると、ビー玉が壁の反対側に移動するので、目で追えなくなる瞬間が何度も訪れます。
この手の迷路が苦手なひとは、おそらくそこで迷うのでしょうが、実際に私自身が作ったからなのか、なんとなく直感的に分かってしまいました。
どんなに苦手なひとでも10分ほど試行錯誤すればクリアできると思うので、さすがに1時間は言いすぎな気がします……。
迷路パズルとして遊んだ後は、インテリアとして壁に飾ってみます。
壁掛け時計をいったん外して、代わりに飾ってみます。
悪くない! 木のあたたかみもあって、オシャレかも!?
正面からのアングルはこちら。
悪くないです。
実用性ゼロなので、写真を撮った後は外して、壁掛け時計を戻しましたが、せっかくなのでどこか他の場所に飾ろうと思います。
普段はインテリアとして飾っておいて、ひとが遊びに来たら迷路パズルとして遊んでもらうインテリア。
そう考えると、かなり良いものです。
終わりに
『Intrism Icon』は現在、Kibidangoさんでクラウドファウンディングが進んでいます。
レーザーカットされた木片を組み合わせて自分だけの迷路パズルが作りたい方、自宅に遊べるインテリアを飾りたい方にオススメです。