雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

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パズル自由自在 (講談社ノベルス)

パズル自由自在 (講談社ノベルス)

メフィスト』に掲載された五編に書き下ろし一編を加えた連作短編。シリーズ四作目。三編既読だった。
 うーん、堪能した。
 心なしレベルが下がっている気がしないでもないけれど、このシリーズはやはり落ち着くね。パズルや謎々、机上で楽しむ頭を使うゲームを物語に絡めてしまう、日常の謎の亜流。ちょっと頭を使う系のパズルが大好きな秋山としては、随所随所で出題される問題に、つい読む手を休めて頭を捻ってしまう。答えが出せたときは微笑んで、出せなかったときは巻末の解答を見て膝を打つ。いやあ、善哉善哉。
 また、ここに来てぴいくんの本名にまつわるヒントが大放出されている。どうしても気になる人は、「ぴいくんand本名」でググれば出てくるだろう。本当だよ。