雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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謎解き『古手梨花暗殺計画』の感想

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 よだかのレコードさんによるリアル謎解きゲーム『古手梨花暗殺計画』を遊びました。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

イベントの概要

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 4人1組となって制限時間60分間の謎解きに挑戦するホール型公演です。
 プレイヤーは特殊部隊「Y」のメンバーとなり、雛見沢村で諜報活動にあたっています。そんな中、プレイヤーに古手梨花を暗殺せよという指示がくだされるところから物語が始まります。

ゲームの感想

 わたしは「暇潰し編」(2004年)から『ひぐらしのなく頃に』に入ったので、比較的、古くからのファンと言えるかもしれません。
『解』まではプレイ済みで『礼』と『奉』は未プレイですが、講談社BOXから刊行された『礼』は既読です。
 そういったわけで、比較的、原作に対する知識がある方なわけですが、それが故に深読みしてしまったと言うか「これがこういう状態なら、あの登場人物は、今ごろああなっているはずで、だとしたらあそこがああなって、この後の展開はこうなるのでは!?」みたいなことを考えながら遊んでしまいました。


 結果的に脱出には失敗。
 後1分あっても間に合わない系の袋小路だったので悔しくはないですが、5分あったら行けたかな? と思わないでもないです。
 でも、特にエンディングの展開や、BGM含めての演出が素晴らしく、満足度は高めです。随所に原作愛を感じる作りになっていながら、原作をまったく知らない方でも充分に楽しめるように作られており、その作り込みには感嘆しました。ずっと物語に特化してきただけあって、やっぱりよだかのレコードさんは作りが上手いなと感心することしきりです。

終わりに

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 よだかのレコードファンや謎解きファンはもちろん、特に原作ファンにオススメしたいですね。
『古手梨花暗殺計画』というタイトルから察せられる通り、古手梨花に焦点が当てられた物語なので、彼女が好きなひとであれば最高の体験ができること間違いありません。