雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

オススメの謎解き&ボードゲーム&マーダーミステリーを紹介しています

2008-01-01から1年間の記事一覧

冬コミお疲れ様でした。

お買い求め頂けました方、誠にありがとうございました。

冬コミ告知

ご無沙汰してます。雲上回廊のこの冬の活動などをお知らせします。相変わらず直前で申し訳ない限りです。 12月29日(2日目、月曜)西る14b「debris」 サカナ・ノベルさんの『オマケ・ノベル』第8号に、短編「死の軛を解かれた禽は誰の為に翔ぶか…?」を寄稿…

回廊アンテナを作ったことを思い出した日

本日は西荻ブックマーク。 でしたが、体調不良により秋山は欠席。金子みづはさん主催の仲町さん迎撃ランチオフ会には参加したのですが、そこで体力を使い果たしました。残念。 ところで、そのオフで、てのひらアンテナの話が飛び出し、その際、一ヶ月ほどま…

西荻に超短編の世界が降臨

西荻窪で月一開催される本に関するイベント、西荻ブックマーク。 12月に行われる第28回西荻ブックマークでは「超短編の世界」と題され、佐藤弓生トークショーや超短編朗読などが行われるようです。 超短編はたった500文字のみじかいみじかい物語。ことばの重…

文学フリマお疲れ様でした

誰も指摘してくれなかったので最後まで間違えてましたけれども、マジアカじゃなくてゼロアカだったのですね。 そんな感じで第7回文学フリマでした。次回は、もう、秋葉原ではないと思うと、ちょっともの悲しいですね。 『幻視コレクション〜新しい現実の誕生…

本を読もうとする余り、小説が読めなくなってしまう病

本読みでない異性の友人にオススメの作家を問われ、咄嗟に万城目学と答えてしまいました。 まあ、それはともかく。 相手が本読みであったとしても、いちばん最近に読んだ本を問われると答えに窮します。敢えて面白いものを答えたいわけでもなく、ただ単に直…

『幻視コレクション〜新しい現実の誕生〜』頒布のお知らせ

11月9日(日)文学フリマにて、回廊文庫第一弾『幻視コレクション〜新しい現実の誕生〜』を頒布させていただきます。 千文字以内の掌編小説を40編収録したアンソロジィで、総勢33名の作家が参加しています。 はてな界隈で高名な方で言えば、id:Erlkonigさん…

一迅社文庫のひとおしまい

そろそろ一迅社文庫を毎月追い続けるのが困難になってきました。 ひいこら言いながら読むのも何なので、一迅社文庫全買いと言うのは止めて、好きな作家・好きなシリーズだけ追うことにします。 しかし、いやあ、ひとつのレーベルを追い続けるのって、中々に…

描かれている漫画が痛いのではなく、想像できてしまう世界観が痛い。

沙村広明『ブラッドハーレーの馬車』を読みました。ブラッドハーレーの馬車 (Fx COMICS)作者:沙村 広明発売日: 2007/12/18メディア: 単行本

ネットで本を買うならbk1で←結論

8月からbk1を使って本を買っているのですが、様々な面において良いなと感じる今日この頃です。 価格 何と言っても大きいのは1回の注文で税抜き1万円以上購入したひとにプレゼントされる1000ポイントもしくは1000円分のギフト券。 さらに、1ヶ月に1度は、300…

入社後の悲憤と受賞後の悲憤

就職活動をしていた頃に、よく聞いた逸話のひとつとして「面接で嘘をついて内定を貰えても、入社した後が辛いよ」というものがあります。ざっくりと意訳すると、内定を貰うために地の自分を隠して、格好つけて内定貰えても、実際に入社してからも、ずっとそ…

ジャンル小説は終わらないがジャンル読みの読者人生は終わる

時おり、○○というジャンルは終わったであるとか、最近の○○は面白くないであるとか、まあ、そんなような感じの主張を見ることがありますけれど、そう主張すること自体がよく分かりません。 ジャンルが終焉を迎えたと考えるより、そう主張しているひとの感性が…

夏目さんのいない部屋

id:natume_yoさんが帰られました。なんでもid:inheroさんと約束があるのだとか。 まあ、悪くないコミュニケーションが持てたのではないかと自己評価します。

往復書簡の外側の物語

id:natume_yoさんが所用にて上京中とのことで、明日の夜、行き着けのバーに招待する予定です。 自然、往復書簡に関連する話をすることになるでしょうが、そこで交わされるであろう議論も後日、何らかのかたちにすることで、オープンにしたいと思います。拳で…

漫画の新規開拓をいざ試みん

電撃大王 2008年 10月号 [雑誌]出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/08/27メディア: 雑誌購入: 2人 クリック: 2回この商品を含むブログ (15件) を見るジャンプ SQ. (スクエア) 2008年 10月号 [雑誌]出版社/メーカー: 集英社発売日: 200…

一瞬で視線を奪い拘束し束縛する絵

恐らく人生で購入した本の三分の二以上は、amazonとbk1で買ったのではないでしょうか。あまりリアル書店を訪問する習慣はありません。それでも、まあ、目新しい書店を訪ねたい気持ちは、恐らくひとより強いでしょうし、ちょっと時間が余ったときに暇を潰すの…

グレー・グレー・グレー

『文學界』2008年10月号に掲載されている高原英理「グレー・グレー」を読みました。 出だしは中々に面白かったです。ちょっと引用してみます。 灰色だ。仰向けば水滴が顔のはしばしをつつく。 温度は去っている。 傘がないので頭から肩からもらう。 着替えて…

グレー! グレー!

文学界 2008年 10月号 [雑誌]出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/09/06メディア: 雑誌 クリック: 5回この商品を含むブログ (12件) を見る 先日、発売されました『文學界』2008年10月号。高原英理「グレー・グレー」の評判が良いので買ってきてみました。…

夏目陽さんへ、第4信

前略。 話題の幅を広げつつ、深い議論を試みたくなった場合は足を止める件について。賛成です。 しかし、夏目さんの口から「これも文学だと思うんだけど、どう思う?」という言葉が出てきたことには驚きました。恐らく意図的だとは思いますが、夏目さんは既…

コードギアスはエヴァを越えた

と、いう発言をtwitterかmixiエコーで見た記憶があります。ただ、誰の発言までかは覚えてないのですが。 その発言を見た瞬間は、ただ単にストーリーの破格さであるとか、映像技術的な意味で「越えた」という表現が選択されたと思っていたのですが、今、気が…

あ、この表紙いいな

bk1の箱から取り出して、思わず言ってしまいました。この表紙いいな*1、*2。消えた山高帽子―チャールズ・ワーグマンの事件簿 (創元推理文庫)作者: 翔田寛出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2008/08メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (17件…

一迅社文庫アイリスは追うべきか否か

周回遅れではありますが、ようやく一迅社文庫アイリス創刊第1弾の7冊を読了しました。 夏居あや『LOVELESS 泡沫の絆』 志麻友紀『パステルと空飛ぶキャンディ』 和泉桂『葬月記』 葉山透『ルーク&レイリア 金の瞳の女神』 小牧桃子『ハートの国のアリス』 …

西荻と世田谷と浅草橋と

激しく今さらではありますが、6月8日、第23回西荻ブックマークに参加してきました。 元世田谷文学館主任学芸員の斉藤直子さんがゲストで、世田谷文学館の開設や運営、企画の実現方法についてお話されたのを聞いてきました。 2ヶ月以上経過してから未だに心に…

友人から誕生日祝いをいただきました

「KEIさんの画集が欲しいけど、ちょっと値段がね」と呟いていたら、友人が誕生日祝いに↓をくれました。DS陰山メソッド 電脳反復 ます×ます百ます計算出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/12/07メディア: Video Game購入: 7人 クリック: 48回この商品を含む…

1時間後、26日後、98日後、172日後。

グリーンティミルク。『DAYs +1/24+26+98+172』をプレイしました。 ゾンビ伝奇ヴィジュアルノベルというジャンルのこの作品は、かつてすろ〜ふ〜どで連載されていた企画「吉里吉里いったっきり。」からスピンオフした作品です。 前からやってみたかった…

小さな小さな怪談ノ宴レポート

そえさんがブログで連載されている京都イベントレポが面白いので、秋山も、気力が尽きるまで、もう少し書いてみます。 東映太秦映画村 映画村を訪れるのは初めてのことでした。 入場に際し、幽明くんが「昨日のチケットでも入場できるだろうか」と呟いていた…

やっぴぃは自殺者を追い、プレイヤーはゲームをプレイする

アリスとテレス工房『やっぴぃ/アウトサイダー』の第一話「自殺カウンター」をプレイしました。 昨日、プレイした『アユミちゃん、セカイを救う!』があまりに素晴らしかったので、昔のゲームにも手を出そうと、昨年いただき、インストールしたままになって…

彼女のたちの最愛マンガ

id:catalyさんの日記で知って『CREA』9月号を買ってから早一ヶ月弱。CREA (クレア) 2008年 09月号 [雑誌]出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/08/07メディア: 雑誌購入: 3人 クリック: 26回この商品を含むブログ (39件) を見る「読書の快楽」ということで…

夏目陽さんへ、第3信

前略。 返信がこんなにも遅れてしまって申し訳ない限りです。大変長らくお待たせしてしまったので、早速、始めたいと思います。 文学は文字で表現するものなのか? 極論を挙げれば、文字で書かれたものだけが文学である、そういうことだと思います。 http://…

まずbk1より始めよ

小さな小さな怪談ノ宴で知ったのですが、bk1はamazonに押される一方で、若干、苦しいそうですね。 ビーケーワン怪談大賞が好きな人間のひとりとして、同賞の継続は願うところであり、そのために母体であるbk1から本を買うことはやぶさかでありません。そんな…