雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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一迅社文庫アイリスは追うべきか否か

 周回遅れではありますが、ようやく一迅社文庫アイリス創刊第1弾の7冊を読了しました。

夏居あや『LOVELESS 泡沫の絆』
志麻友紀『パステルと空飛ぶキャンディ』
和泉桂『葬月記』
葉山透『ルーク&レイリア 金の瞳の女神』
小牧桃子『ハートの国のアリス』
瑠璃歩月『.(period)』
駒尾真子『ワイルド・ブーケ』

 7冊の内訳としましては、当たり3作、引き分け1作、外れ3作といった感じでした。
 実際に何作か面白い作品があっただけに、8月刊行分以降も追うべきか追わざるべきか非常に迷います。早く決断しないと9月分が刊行されてしまうので、早くどうするか考えなくてはならないのですが……うーん。
 ちなみに7作の中で男性ライトノベル読みが読んでも面白いであろう作品を、1作だけ紹介したいと思います。
少女セクト』で知られる玄鉄絢がイラストを担当している瑠璃歩月『.(period)』です。これはイタリアを舞台としたガンアクション物で、表紙に描かれているふたりの少女が、手を組んでマフィアを追って陰謀渦巻く暗黒社会を飛び回るという作品です。虚淵玄『Phantom -PHANTOM OF INFERNO-』、月村了衛『NOIR』深見真ヤングガン・カルナバル』が好きなひとは、面白く読めるのではないかと思います。

. (period) (一迅社文庫アイリス る 1-1)

. (period) (一迅社文庫アイリス る 1-1)