雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

6月の読書メーター

読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3229ページ

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらもし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
iPhoneアプリで読んだ。文章が稚拙、ドラッカー入門に最適、最後は泣ける、という前評判を聞いていたのだけれど、なるほど、それなりに的を射ていると思った。面白いと感じたのは、みなみがすべての答えを『マネジメント』に求め、『マネジメント』がみなみの悩みや迷いに対する答えを、ちゃんと持っているところ。『マネジメント』もiPhoneアプリ化されたら読む。
読了日:06月12日 著者:岩崎 夏海
死ねばいいのに死ねばいいのに
iPhoneアプリで読んだ。アプリでなければ読まなかっただろうなと思う。ひとに厭な感情を抱かせるタイプの小説、『愚考録』を思い出したり。犯人の正体には気づかなかったので、最終章は中々に面白く読めたかもしれない。
読了日:06月12日 著者:京極 夏彦
その日彼は死なずにすむか? (ガガガ文庫)その日彼は死なずにすむか? (ガガガ文庫)
電子文庫パブリiPhoneアプリで読んだ。確か帯に乙一が絶賛していたはずで、それで周囲に読んでいるひとが多く、評判になっているなあと記憶していたので読んでみた。のだが、好みではなかった。ループ物かと思っていたらそうではないし、最後にこれと言った驚きもないし、そもそもクリア達成条件が不明のゲームというのは、今ひとつ燃えない。小学生を書くのは上手いなあと思ったけれど。(追記)乙一云々は勘違いであった!
読了日:06月12日 著者:小木 君人
リバース・ブラッド 1 (ガガガ文庫)リバース・ブラッド 1 (ガガガ文庫)
電子文庫パブリiPhoneアプリで読んだ。『みすてぃっく・あい』が面白かったので、手に取ってみたのだけれど、いわゆる学園で異能バトルで、ステレオタイプだと感じた。なんとなく甲田学人『Missing』と『果てしなく青い、この空の下で…。』を思い出した。
読了日:06月15日 著者:一柳 凪
適当日記適当日記
iPhoneアプリで読んだ。アプリでなければ読まなかっただろうなと思う。しかし、アプリであるからこそ読み、最後まで読み終えることができたのだろう。時間が空いた瞬間に読むのに小説は重過ぎるけれど、適当日記は程よい軽さ。高田純次というひとを、実はほとんど知らなかったけれど、ずいぶんと面白いひとだったんだなあと思った次第。
読了日:06月20日 著者:高田 純次
心霊探偵八雲〈1〉赤い瞳は知っている (角川文庫)心霊探偵八雲〈1〉赤い瞳は知っている (角川文庫)
妹に勧められて読んだのだけれど、まさしく女子高生が好きそうな、ちょっと影のあるクールな探偵が、おっちょこちょいで等身大の女子を引っ張りまわすような小説だった。八雲は八雲で欠点があって、女性読者の受けはいいだろうなあと感じたり。2巻を読むことは、多分ない。
読了日:06月22日 著者:神永 学
七歳美郁と虚構の王 (ガガガ文庫)七歳美郁と虚構の王 (ガガガ文庫)
電子文庫パブリiPhoneアプリで読んだ。吸血鬼物と聞いたような気がして手に取ってみたのだけれど、うーむ、広義の吸血鬼と考えられなくもない、というレベル。それにしても面白かった。初っ端から清涼院流水もかくやと言う驚きの大虐殺が淡々と提示され、ほとんど世界観の説明がなされることなく、中二的後出し設定によってそれらが巻き取られていく様には唖然とした。こんなにも妄想炸裂かつ説明不足なのにも関わらず、物語に引きずり込まれるのは、どうしてなのだろうか。七歳美郁の一人称も可愛らしい毒舌だし、超展開超設定最高!!
読了日:06月22日 著者:陸 凡鳥
小説家という職業 (集英社新書)小説家という職業 (集英社新書)
シャープな森博嗣による、小説家として稼ごうとしていた自分自身を分析しながら、実戦で用いていた手法の数々を、客観的に紹介している本。自称小説家志望で、書きあぐねているひとは本書を読めばいい。きっとやる気が出るか、やる気がなくなるかする。
読了日:06月24日 著者:森 博嗣
迷宮街クロニクル4 青空のもと 道は別れ (GA文庫)迷宮街クロニクル4 青空のもと 道は別れ (GA文庫)
大好きだったシリーズの最終巻。結末は想像していた何種類のパターンのいずれでもなく、最も穏やかで、静かで、そして題名通り晴れ渡る青空を感じさせる清々しいものであった。いい作品だった。
読了日:06月28日 著者:林 亮介
死神の精度 (文春文庫)死神の精度 (文春文庫)
再読。iPhoneアプリで読んだ。アプリ化されてなければ、再読することはなかっただろうと思いつつ、実は伊坂作品で本書は一番目か二番目に好き。最後の作品のある仕掛けがいちばん好きだったのだけれど、改めて読み返すと、どの話も悪くなかった。特に「死神と藤田」記憶には残ってなかったけれど、良かった。
読了日:06月28日 著者:伊坂 幸太郎

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