雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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第17回「文学フリマ」の告知(ふぁいなる)

 11月4日(祝・月)東京流通センターにて開催される文学フリマに出展します。サークル名は雲上回廊、ブース番号はE-01です。
 今回は4サークル合体配置と言うことで、E-02はQuantum EDiterさん、E-03は絶対移動中さん、E-04は眠る犬小屋さんです。絶対移動中では、密林社さんの受付も実施するそうです。また、Quantum EDiterさんはブログにて欠席の告知をされましたが、当日は秋山が代理で頒布を行います。
 それでは、雲上回廊が頒布する作品を紹介します。

予定している頒布物目次

【新刊】長編小説『世界再生の書物と一つの楽園』
【新刊】短編アンソロジィ『幻視コレクション』
【新刊】短編アンソロジィ『ゆる本 Vol.18』
【委託】ガイド『文学フリマ非公式ガイドブック 小説ガイド(第4版)』
【委託】漫画『川底幻燈』[1]
【委託】漫画『川底幻燈』[2]
【委託】漫画『川底幻燈』[3]
【配布】チラシ『CRUNCH MAGAZINE 告知のチラシ』

長編小説『世界再生の書物と一つの楽園』

題名:世界再生の書物と一つの楽園
著者:秋山真琴
表紙:宵町めめ
価格:1000円
版型:文庫本

 長編小説を文庫本の形で発表するのは、前々から挑戦してみたいと思っていたことのひとつです。
 シミュレーテッドリアリティとか、ディストピアとか、ウェアラブルとか、境界線上のホライゾンとかを考えながら書いた遠未来学園異能SFファンタジー(なんじゃそりゃ)です。表紙と挿絵は、今をときめく漫画家にしてイラストレーターの宵町めめさんに描いていただきました。特に最終ページの一枚が、とっても爽やかな快作なので、是非、最後まで読んでいただきたいと思います。
 あらすじや特典は告知ページを用意してありますので、そちらをご覧ください。

短編アンソロジィ『幻視コレクション 失われた一葉の架空』

責編:秋山真琴
著者:はるかかなた・佐多椋・吉永動機・言村律広・高村暦(掲載順)
価格:800円
版型:文庫本

 雲上四季でも、何度かエントリを書きましたが、本気の短編アンソロジィです。とにかく「面白い」ことだけにターゲットをしぼり、文学フリマを初めて訪ねた方が「なにか面白い本を一冊だけ買って帰りたいな」と思ったときに、自信をもってオススメできる本を作りたいと思って作りました。期待に応える一冊に仕上がったと、個人的には気に入っています。雲上回廊の新刊を買いたい、でも『世界再生〜』と両方だと高すぎるという方には、こちらを推します。
 寄稿してくださった皆さんや内容の紹介に関しては専用サイトを開設しましたので、そちらをご覧ください。

短編アンソロジィ『ゆる本 Vol.18』

責編:秋山真琴
著者:氷砂糖・蒼桐大紀・蒼ノ下雷太郎・添田健一・笹山笑・泉由良・高村暦
価格:100円
版型:A5コピー誌

 文学フリマで、一番ゆるい作品集です。即売会に出展する度に、一冊は新刊を出したい! という想いでスタートした『ゆる本』ですが、今回でもう第18号です。まだ編集作業が終わってなくて、表紙も届いてないですが、多分、大丈夫です。なんとかなります。【11月1日7時追記】表紙、届きました! 公開しました!

ガイド『文学フリマ非公式ガイドブック 小説ガイド(第4版)』

題名:『文学フリマ非公式ガイドブック小説ガイド』第4版
発行:文学フリマ非公式ガイドブック小説ガイド編集委員会
価格:200円
版型:新書版

「読めなかった本、あります」がキャッチフレーズの非公式ガイドです。第2版、第3版に引き続き、今回も編集者として参加しています。雲上回廊の出版物ではないので、委託という扱いではありますが、自分の本という気持ちは、それなりに強いです。具体的な中身に関しては公式サイトをご覧ください、あんまり情報は公開されていませんが。
 尚、本書については、他のサークルさんでも購入可能です。どのサークルさんでお買い上げいただいても嬉しいですが、雲上回廊で買ってくれると秋山がひときわ喜びます。後、たったいま気が付きましたが『幻視コレクション』と、このガイドで、ぴったり1000円ですね。文フリ初心者セットということで、ひとつよろしくお願いします。

漫画『川底幻燈』

題名:『川底幻燈』[1][2][3]
発行:くらやみ横丁
価格:500円 / 400円 / 500円
版型:A5版

 こちらは漫画の作品です。今回『世界再生の書物と一つの楽園』においてイラストを担当してくださった宵町めめさんの個人誌で、異界幻想漫画と銘打たれた一連のシリーズ作です。めめさんの得意とする、ぎっしりと描き込まれた、どこか懐かしい風景が、とても素敵です。後は、心の暗部とかね。面白いですよ。詳しい内容については、くらやみ横丁さん特設ページをご覧ください。

チラシ『CRUNCH MAGAZINE 告知のチラシ』

 今村友紀さん率いるCRUNCH MAGAZINEの告知のチラシを配布します。
 雲上回廊は作り手同士を、そして作り手と受け手を繋げたいという想いから、回廊という文字を入れています。
 という前段を踏まえて──雲上回廊はCRUNCH MAGAZINEを応援しています(ちゆ12歳

雲上回廊では頒布しないけれど関わっている作品目次

・『絶対移動中vol.14「マヨイトあけて」』
・『惨劇RoopeR脚本集』

『絶対移動中vol.14「マヨイトあけて」』

題名:絶対移動中vol.14「マヨイトあけて」
発行:絶対移動中
責編:伊藤鳥子
版型:A5版

 鳥子さんが責任編集を務める『絶対移動中』に今回も短編を寄稿させていただきました。タイトルは「マスカレイドスコープ」。マスカレイド(仮面舞踏会)とカレイドスコープ(万華鏡)を組み合わせた造語タイトルで、やってることは連城三紀彦貫井徳郎をSFファンタジーにした感じです。まあ、秋山の作品は、ともかく今回も面白そうなのが揃っていますし、表紙も素晴らしいので、是非。詳細は鳥子さんのはてダにある告知エントリをご覧ください。
 と言うか、連城三紀彦の突然の訃報は、ほんとうにショックで、もう新作が読めないのかと思うと残念でなりません。赤江瀑が亡くなられたときもショックでしたが……はあ。

『惨劇RoopeR脚本集』

題名:惨劇RoopeR脚本集
発行:BakaFireParty

 文学フリマと同日に開催されるゲームマーケット2013秋においてBakaFirePartyさんが頒布される予定の本に、秋山の脚本が掲載されています。タイトルは「猫物語」。その名の通り、西尾維新猫物語(黒)』と『猫物語(白)』にインスパイアを受けた脚本で「ピタゴラスイッチ」シリーズの第3弾でもあります。詳細はBakaFirePartyさんの告知ページをご覧ください。

秋山真琴ブックラリーのお知らせ

 高村暦ブックラリーが面白そうなので、秋山も真似してみようと思います。
『世界再生の書物と一つの楽園』『幻視コレクション 失われた一葉の架空』『ゆる本 Vol.18』『文学フリマ非公式ガイドブック 小説ガイド(第4版)』『絶対移動中vol.14』『惨劇RoopeR脚本集』以上6冊を秋山の前に並べて揃えてくださった方には、『ゆる本』のバックナンバーを何冊か無料で差し上げるのと、雲上四季で表彰させていただきます。

打ち上げについて

 第3回文学フリマから、ゆるゆる続けている、サークルの垣根を越えた合同打ち上げですが、今回も開催します。
 参加希望者は17時を目処に、雲上回廊ブース付近にお集まりください。人数を確認してから移動します。ちなみに会場は、天狗 浜松町南口店か山内農場 浜松町南口駅前店あたりを考えています。