文学フリマでした。
第17回となる今回、雲上回廊としては久々に気合を入れて参加しました。Quantum EDiter、絶対移動中、眠る犬小屋の4サークル合同で申し込んだところ、入り口から歩いて20歩という良いブースに配置いただきました。4つ並んだブースの左端では、有村さん曰く「お祭りのときの鳥居のようだ」と比喩された立体展示を行った雲上回廊、右端では我らが文系アイドルふみちゃんの笑顔が眩しい巨大ポスターを飾った眠る犬小屋がいて、期せずして鶴翼の陣を敷いたように感じられました。
各サークルのブースには、それぞれのサークルの宣伝を行う卓上ポップを置いてみました。これによって「知らなかったけれど、この4サークル、仲いいのね。せっかくだから、お隣さんのも見てみようかしら」と相乗効果があったのではないでしょうか。
今回はQuantum EDiterの踝さんが病欠ということで、秋山にてQEDも対応させていただきました。いつも売り子を手伝ってくれるもにょさんに加え、くらやみ横丁の宵町めめさんと言村律広さん、そして飛び入りで添田健一もお手伝いいただきました。
雲上回廊は横の繋がりを大事にするサークルですので、ブースの準備や売り子のお手伝いとして佐藤さんの佐藤や渋澤怜さんの@RayShibusawa、片付けのときは市川憂人さんのAnonymous Bookstoreや山本清風さんの文学結社猫をお手伝いしました。ひとりでは手が回らないこともあると思うので、これからも勝手に手を出したり、勝手に協力したりしていきます。
ボードゲーム系サークルとして、ブース上に『パンダだらけ』や『樹ブロック』といったゲームを置いて、いらっしゃった方と遊んだりしました。
特に『パンダだらけ』は、文学フリマのキャラクタがパンダであることもあり気に入っている展示のひとつです。
また、今回は、こっそりと「俺の考えた最強の4サークル略称選手権」を開催しました。最終的に16票が投じられました。結果は下記の通り。
1位「絶対眠るQuantum回廊」
2位「絶対犬小屋回廊Q.E.D.」「絶対雲上犬小屋EDiter」(同票)
4位「犬小屋移動中EDiter回廊」
終了後は、いつも通りその場に集まっている方々を集めて、複合サークル合同打ち上げを開催しました。毎回、10名〜20名ほどの集まりですが、今回はMisticBlueのみすてーさんや兎角毒苺團の伊織さんが暗躍されたのか、人数が凄まじい勢いで膨れ上がり、しまいには事務局の望月代表まで駆けつけられて53名という大所帯となりました。メンバーの内訳は、ここには書きませんが、西瓜鯨油社の牟礼鯨さんがブログのレポートで何名かを紹介しています。
18時にスタートして、21時頃に二次会を終えましたが、三次会にも20名ほどが参加し、終電まで文学や同人について熱く語り合いました。
拙い進行で、気遣いの至らぬ点もあったかと思いますが、継続的に改善努力をはかりますので、気になる点がありましたら、よろしく共有ください。
最後に本の頒布状況について。
下記の通りです。
『世界再生の書物と一つの楽園』33部
『幻視コレクション 失われた一葉の架空』37部
『ゆる本 Vol.18』24部
『文学フリマ非公式ガイドブック 小説ガイド(第4版)』19部
『幻視コレクション 新しい現実の誕生』2部
──以上115冊
その他、委託として頒布したくらやみ横丁の『川底幻燈』やなかの真実さんの『挿絵がおおきい物語』も置きましたが、そちらの数字は勝手に公開するものではないでしょうか。伏せておきます。
雲上回廊の今後ですが、年内の創作活動は下記を予定しています。
・密林社さんにお願いしたので『世界再生の書物と一つの楽園』と『幻視コレクション 失われた一葉の架空』がAmazonで入手できるようになります。
・『世界再生の書物と一つの楽園』と『幻視コレクション 失われた一葉の架空』の電子書籍版をリリースします。
・宵町めめさんにお願いしたので、冬コミでは、くらやみ横丁のブースにて『世界再生の書物と一つの楽園』が頒布されます。
以上です。
また、構想段階ではありますが、来春の文学フリマに向けて、新刊が発表できるよう準備を進めております。もちろん、今回の文学フリマで新しく縁ができた方とも、ゆるり付き合っていきたいと思いますので、これからもよろしく仲良くしてください。合同誌の機会があれば参加させてください。
あ、最後の最後に。
雲上回廊の本を買ってくださった方、特に『幻視コレクション』は感想をお聞かせいただけると幸いです。よろしくお願いします。
11月6日追記
報告を忘れていましたが、秋山真琴ブックラリーは挑戦者0名でした(´・ω・`)