雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

第2回「文学フリマ大坂」レポート

 こんにちは、雲上回廊の秋山真琴です。
 文学フリマ大阪でした。
 相変わらずの文学フリマ本気勢です。今回は大阪のために、11月に発表予定だった作品を前倒しスケジュールで進めて、新刊を2冊用意しました。
 では、ゆるゆるとレポートします。

いざ大阪


 東京からだと会場までドア・ツー・ドア4時間くらいでしょうが、名古屋からですと2時間くらいですので、今回は当日朝移動としました。着替えを済ませて、家で荷造りをしていると、空想少年はテキストデータの夢を見るか?の添嶋譲さんが、こだまのグリーン車というようなpostをされていたので時刻表を確認してみると、どうやら同じ新幹線の様子*1
 新幹線に乗り込んでみるとグリーン車はガラガラだったので、車掌さんに断った上で、譲さんの隣に座らせてもらいました。写真は、ホームで購入したヤングコーン弁当です。

ブース設営


 新大阪で新幹線を下車、譲さんとふたりで御堂筋線に乗り換えたのですが、うっかり天王寺止まりの電車に乗り込んでしまいました。と思ったら、Twitterを見ると、霜月みつかさんや、安倉儀たたたさんも同じ電車らしくて、譲さんとひとしきり盛り上がります。
 写真は会場に到着し、設営を終えたところ。ところ狭しと本が並び、卒塔婆カーニバルの幟や卒塔婆がある種の異空間を醸し出しています。

文学フリマ大阪

 開会十分前に突然、傀儡舞が始まって驚きましたが、真乃さんとふたりして、卒塔婆スタンプラリー用の台紙を裁断したり、傀儡舞を撮影するために近づいてきた鯨さんを、逆に激写している内に、いつの間にか始まっていました。
 最初はもう少しのんびりとスタートするかと思いきや、早々に一般参加者が入場し、にわかに熱気が高まるのを覚えました。合体配置のNatural makerさんと合同で作成したチラシを配布したりしながら、周囲を見回していると、気になっていたサークルが、早々に売り切れてしまうのではという恐怖心を煽られます。30分ほど売り子をやったところで、深瀬さんと業平さんに「後は、頼んます!」と言い残し、『酉島伝法トリビュート』、『艦これトリビュート』、そして京都ジャンクションさんの無料配布のために奔走します。なんとか、いずれも確保できて、秋山の文フリ大阪は終わりました*2。伝法さんとは約一年半ぶりにお会いしましたが、お元気そうで何より。後、午後には理山貞二さんもお見えになっていたので、小松左京TRPGボードゲームの話をしました。
 自分の買い物を終えた後は、雲上回廊ブースに戻り、のんびり売り子します。佐多さんや、はるかさんも駆けつけて、売り子を手伝ってくれました。はるかさんの知り合いの正井さんとも約一年半ぶりにお会いしましたね。後は、新大阪で開催されていたボドゲフリマのために、大阪にいらっしゃっていたミスボド名古屋常連のスミさんも立ち寄ってくださいました。ボードゲームも知り合いが、文フリに来てくれると、とてもテンションが上がりますね。
 後は、なんですかね、概ねのんびりしていました。暦さんと11月新刊の打ち合わせをしたり、瑞穂さんのバックナンバーを大人買いしたり、青砥さんの新刊を買い逃したり、いつ文机に立ち寄っても想さんがいなかったり、たななつみさんとよくすれ違ったり、倉田タカシさんに新企画に誘ったり、零也さんの帽子を褒めたり、犬尾さんと外の空気を吸ったり、上住さんの財布を預かろうとしたり、みつかさんに名刺を渡しているところを鳥子さんに目撃されて寄越せよと脅されたり、だいたいそんな感じ。

終了後〜お疲れ様会

 いつも通り閉会の30分くらい前から、粛々と撤収準備を開始し、深瀬さんと一緒に、他の個人サークルの片付けを手伝ったりしました。けっこうな数の椅子とテーブルを片付けたのではないでしょうか。
 会場を片付けた後は、その場で、そのままお疲れ様会。ビールやピザが振る舞われましたが、だいたい喋ってました。ああいう場所でぼっちでいるのはしんどいので、ひとりでいる方と話して回りたかったのですが、あんまり時間がなかったですね。次回はもう少しケアしたい所存。

二次会

「よっしゃ飲むぞー!」と言うわけで、にゃんしーさんの車に乗り込み、由良さん、暦さんと共に、HUBなんばダ・オーレ店へ。到着すると、鯨さんが既に杯を傾けているので、合流。後に、上住さん、西瓜さん、しろう、おざきさんも駆けつけて8人で飲みながら『犯人は踊る』を遊びました。
 1回、遊んで「どーかなー?」と思ったのですが、思いの外、西瓜さんに喜んでいただけたようで良かったです。

三次会


「いつものバーで席を抑えておきますんで」と言って、一足先にHUBを離脱した上住さんを追いかけて、なんばのショットバーへ。ザッキーやモーリィも駆けつけて、さらに盛り上がります。
 やっぱりね、若き文人がバーに集ったならば、文学的興趣に満ちた遊びをして然るべきですよね。と言うわけで、今回は連歌をすることに。四人で上の句と下の句を交互に読んで、歌を繋げていきます。ここで出来上がった連歌は、由良さんが、はてブにアップされています。
 また、連歌と並行して「文フリ大阪のビフォア&アフター」をお題に、インタビューも行いました。こちらは、おざきさん協力の元、テープ起こしの最中ですので、出来上がったら公開します。文学フリマ大阪代表の熱い意気込みも貰いましたよ!

 第二回文学フリマ大阪、ありがとうございました&お疲れさまでした。自分の反省も会場の話も棚上げにして、打ち上げにて杯を交わしながら作った(一部酔いどれ)連歌の記録をupします。
 1984生卓で連歌が始まり、じゃんけんで負けた牟礼鯨氏から。鯨さんが書記も担当して下さいました。

http://d.hatena.ne.jp/last-kiss/20140916/p1

四次会


「小腹も減ったし、ラーメンに行きましょう」と言うことで、道中、望月さんと合流しつつ、上住さんオススメのラーメン屋、工場ラーメンへ。
 豚骨スープに細麺という博多系と思いきや、実はスープがあっさりと濃い目の二種類あって、濃い目には鰹だしが加わっているのが面白かったですね。二度、楽しめます。素晴らしい。

 ラーメンを食べ終えた後、某所では伊織さんが飲み続け、犬尾さんも暇を持て余していた様子ですが、予約していたホテルから「25時までにはチェックインしてくださいね!」という催促を受けてしまっていたので、暦さんと由良さんをタクシーに押し込んで、秋山は、ふらふらとホテルに向かったのでした。

翌朝


 起きたら9時半でした。10時チェックアウトのホテルだったら死んでました。
 シャワーを浴びて、ゆるゆると外に出ると、日差しが眩しいです。中崎町に向かうものの、書肆アラビクさんは13時半開店で、喫茶Yも祝日定休でした。失意のまま、梅田の地をさまよう秋山の元に、はるかさんから「秋山さん、うてな喫茶店に行きましょう!」と電話が来たので、うてな喫茶店に行くことに。

うてな喫茶店


 はるかさんと2人で、うてな喫茶店でくつろいでいると、ばんゆうさんと由良さんがやってきました。四人で飲み物を飲んだり、店内を眺めたり……。のんびりとした時間の流れる、素敵で穏やかなお店でした。

 ここでは、主にTRPGの話をしましたね。90年代から、TRPGがどういう経緯を経たのかであるとか、SNEとF.E.A.Rのスタイルの違いであるとか、TRPGを盛り上げるにはどういう空間が必要なのかとか。TRPGは不案内な領域ですが、なかなか歴史があって面白そうですね。

書肆アラビク


 13時半を迎え、アラビクが開店時間となったので、喫茶店から喫茶店へ渡り歩くことに。
 最初はコーヒーを頼むつもりだったのですが、何故か頼んだのはウィスキーでした……。
 はるかさんからアラビクさんに『反理想郷にさよならを』の贈呈がされるという素敵イベントがありました。と言うか、考えてみれば『幻視コレクション』も含めて、秋山がアラビクさん用に、色々と持っていけば良かったですね。

DDT


 由良さんと別れ、ばんゆうさんとはるかさんの3人で、DDTさんへ。
「秋山くん、DDTって何の略だと思う?」
「デジタルデビル……スゥアマナー、ですかね」
「サマナーはSでしょ」
「だから、サマナーじゃなくて、スゥアマナーですよ。ちゃんと、舌を出してThの発音してますよ」
「…………」
「あの左右の猫はケット・シーじゃないですかね。真ん中の男性は……ベルベットルームにいてもおかしくないです」
「…………」
 DDTさんは、ボードゲームショップと言うより、ショップ空間のあるプレイスペースというイメージでしたね。明るい雰囲気で、賑やかに遊ぶことが出来そうでした。残念ながら、卓が埋まっていたので、店内を眺めてから帰ることにしたのですが、
「秋山くん、チケライの10周年版、興味ある?」
「あると言えばあります」
「5000円だけど」
「買います」
 と言うわけで、買っちゃいました、てへぺろ

キウイゲームズ


 ゲームを遊ぶことが出来る空間を求め、キウイゲームズさんへ。
 はるかさんが興味を示した『ディクシット』を遊びました。さすがに3人で遊ぶのは微妙なので、山札の一番上のカードを、NPCとして無作為に混ぜたのですが、このNPCがけっこう良い仕事をしてですね、度々、語り部以外の2人がNPCのカードを指定するというイレギュラーが発生しました。3人で『ディクシット』を遊ぶときは、NPCを入れるのが良いですね。

ぶちまかし


 朝から、うてな喫茶店で頼んだトーストしか食べてなかったので、キウイゲームズさんの向かいの飲み屋へ。

 ここは素晴らしいですね。店内の雰囲気もさることながら、とにかく美味しくて、量があって、そして何よりも安いです。「大阪最高!」と叫びながら、大いに食べ、大いに飲みました。

そして……

 ばんゆうさんに梅田まで送ってもらい、そこから先は高速バスに乗って名古屋へ。
 疲れていたのか、草津PAまでは熟睡でしたが、そこから名古屋までは目が冴えたので『ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣』を進めました。

頒布状況


 終わりにの前に、今回の頒布について。
 文フリ春に引き続き、今回も即売レジを用いて、販売管理しました。
 グラフの青色の線が、本を求めに来てくださった訪問人数、赤色の線がお求めいただいた冊数、そして、緑色の線が販売額です。青色と赤色の線グラフは、左側の軸を参照してください。緑色の販売額は、さすがに売上がばっちり分かってしまうので消しちゃいました。まあ、計算すれば容易に分かりますけどね。
 具体的な頒布冊数は下記の通りです。

『幻視コレクション 終わりなき夢想の終焉』25部
『反理想郷にさよならを』17部
『幻視コレクション 失われた一葉の架空』1部
『幻視コレクション 想い焦がれる追憶の行方』4部
『てきとーの(す)べるせかい』1部
『世界再生の書物と一つの楽園』4部
『異界再訪の扉と十三の不思議』8部
『裸の女の肖像』4部
『ゆる本 Vol.20』4部
『ゆる本 過去号』1部
──以上69部

 上記の他、委託として計10冊ほどがあって全体では80強となります。

終わりに

 と言うわけで、第二回文学フリマ大阪、でした。
 買ったり貰ったりした本については、別途、記事を起こそうと思います。後、三次会のインタビューもね。では、また。

 おまけとして『チケット・トゥ・ライド 10週年記念版』の写真。

*1:秋山もグリーン車を予約していましたが、ひとつ隣の車両でした。

*2:早い