2005-06-02 枯渇庭園木曜日夢砕 ボロリ。去りゆく彼の左腕を掴んだ手が朽ちて落ちた。地面に落ちた左手は薬指が何処かに消えてしまっていて、もう永遠に結婚指輪をはめることができないな、と木曜日は思った。その頬を涙が伝う。