雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

赤井都さんの「クレナイヨモギ」壁紙Ver.公開!

 文芸スタジオ回廊にて、赤井都さんの「THE OTHER NIGHT OF CRIMSON MUGWORT(日本語題:クレナイヨモギの、もうひとつの夜)」の壁紙バージョンを公開しました。
http://magazine.kairou.com/
 公開と言っても、web拍手をクリックしていただけた方に対するプレゼント、というかたちです。
 中々、きれいに出来上がったので、なるべく色々なひとに見ていただければと思います。「壁紙は見てみたいけれど、『回廊』には作品がいっぱいあってどれを読めばいいか分からない」という方には、とりあえず秋山の作品をお勧めしておきます(笑
 二作あります。冒頭部分を引用したので、面白そうな方をどうぞ。タイトルをクリックで直接、飛べます。

「廃墟と都市」著/秋山真琴 絵/みつ
 君は、包装されたハンバーガーに踵落としすると、どうなるか知っているか?
 僕は知っている。
 真上から衝撃を加えられたハンバーガーは、エネルギー保存の法則に従い、地面に対し平行に弾け飛ぶのだ。しかし、そのハンバーガーが包装紙に包まれていたら話は別だ。意外に千切れにくい包装紙は、ハンバーガーが四方へ飛散しようとするのを妨げようとする。だがしかし悲しいかな、人間の体重が充分に乗った踵落としを前にしては、包装紙の耐久力なんて象の歩みを止めようとする一匹のアリの如き――つまり、無力なのだ。

「断片化するカリグラフィ」著/秋山真琴 絵/綾風花南
 察しのいい読者は、そろそろ気づいているだろうと思うけれど。
 この物語の主人公であるところの私、草薙琳瑚はこの世界の神である。