- 作者: 久住四季,甘塩コメコ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/12/10
- メディア: 文庫
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張り巡らされた伏線に、ありがちだけれど気の利いたミスリード。今回も実にハイレベルであった。
以下、この本を読んだ他のひとの感想。
メタルールを握るものがルールを守ることを説くことの矛盾・驕り・危うさ。そうしたものが過去に対する苦悩として凝縮されています。後味の苦さが青春小説っぽくもあってとても好みです。
http://d.hatena.ne.jp/sangencyaya/20071208/1197090764
妹のように手のかかる真里亜がかわいいですね。前回同様、アホな子ほどかわいいを地でいっています。
http://d.hatena.ne.jp/umikawauso/20071210/p2
トリックはもちろん,最後,慧の「気づき」が今後の展開にどういう影響を与えるのか気になるところ,かな.
http://d.hatena.ne.jp/kanadai/20071210
それにしてもトリスタCあたりからネタがラノベっぽくなくて冷や冷やする。
http://d.hatena.ne.jp/yuminaga/20071210/1197296684
あえて言えば米澤穂信の犬はどこだ (ミステリ・フロンティア)に近いかも。全然違いますけどね。
http://d.hatena.ne.jp/bottleneck/20071210/1197287146
しかし今回特に面白かったのは、242頁「これが「怪物」 か」 と、それに比してのラスト1ページですね。
http://d.hatena.ne.jp/asyminor/20071211/1197299164