諸般の事情で高知に行っていました。
高知城に行ったり、高知県立図書館に行ったり、高知県立文学館に行ったりしました。
「どうして旅行先でまで図書館になんて行くの」と聞かれそうですが、旅先の図書館は良いものですよ。郷土資料のコーナを覗くと、その地の歴史が展示されていたりして、博物館や美術館に行く以上のことが分かります。
高知県立文学館は残念ながら企画展と企画展の開催時期の合間で、常設展しか見ることが出来ませんでした。『土佐日記』の紀貫之に始まり、高知出身だったり高知に縁のある作家が年代順に並んでおり、それぞれの高知との関連性や作品が展示されていました。現代作家ですと、坂東眞砂子、志水辰夫、西澤保彦、有川浩までが網羅されていました。畠中恵は残念ながら、有川浩より格下の様子ですね……。
色々と展示を見て読んでみたいなあと思ったのは、寺田寅彦、宮尾登美子、安岡章太郎、倉橋由美子、田宮虎彦、清岡卓行、大原富枝あたり。追々、読んでいきます。