雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

オススメの謎解き&ボードゲーム&マーダーミステリーを紹介しています

自宅ゲーム会20120114

 久々に自宅でボドゲオフを開催。お昼過ぎから、ゆるゆると集まって、お酒を飲んだり、ご飯を食べたりしながら、のんびりと楽しみました。メンバーは、マツダさん、リッチー、さとるさん、そして途中にまちこさん。楽しかったわー。

惨劇RoopeR


 うさみさんが、ラ管連ボドゲオフにおいて、完全に惨劇RoopeR係のひとになっていて、少し手助けするためにセットをお借りしていました。時間を見つけてはルールを読んだりしていたのですが、せっかく自宅に4人集まることになったので、これ幸いとばかりに試してみました。
 脚本家の立ち位置になってみて分かりましたが、このゲーム、ほんとう良く出来ていますね。主人公のときは、何も分からず、暗闇の中をもがきながら進むような気持ちで、いくつものループを経ながら、少しずつルールと犯人を推測していましたが、脚本家からは全てが見えているので、逆に、いかに自分の意向を隠しながらゲームを進めるかが肝ですね。
 つまり、一直線に主人公を敗北に陥れた場合、脚本家が、いかにして主人公を負かしたのかが明るみにさらけ出され、次のループでは、同じ方法が通用しなくなってしまうのです。従って、脚本家としては、主人公たちに敗北条件を悟られないように進める必要があるわけですが、ブラフやミスリードばかりに気を配っていたら、敗北条件を満たしきれていなかったりして、あわわわわってなります。
 後、途中まで作戦通りに進めていても、途中で、はっと忘れてしまうことがありました。確実に暗躍マーカーを置くために、暗躍禁止を無効化するアクリョウツキを送り込んでおいたのに、うっかり処理を忘れてしまったり……。
 今回は運良く勝利できましたが、次回はオリジナルのシナリオで挑みたいですね。

もっとホイップを!


 ここで、まちこさんがやってきたので、気軽に出来る5人ゲームということで『もっとホイップを!』。
 可愛らしいコンポーネントのゲームのわりに、中々えぐい仕組みになっているのが良いですよね。2回やって、2回とも勝てたのだったかな。

ビール侯爵


 フリーゼの変則デッキ構築を久々に。ビールを飲みながら、ビール侯爵!
 と言うわけで、せっせと水、麦、ホップを製造しながらビールを飲んで「ほほほ、ビールっ腹になるぞーい」と、勢力を拡大していきました。途中、別件の飲み会があるというまちこさんが離脱されたので、代わりに卓につきました。
 プレイを預かったからには真剣にやらねば……! と、手を抜かずにプレイ……も、何も、わりと終盤で、やることは決まっていたので、淡々と稼いでは屋敷を建築して、無事に勝利。『ビール侯爵』は照射が決まった瞬間にゲーム終了し、2位を定めないゲームですが、手番的に次に屋敷を完成させることが出来ていたのは秋山だったので、見事、ワン・ツーを決めたような。
 まあ、マツダさんはハンデとして、屋敷を順番に建てていたので、なんだか接待を受けた感はありますが。楽しかったです。またプレイしたいですね。

魔法のラビリンス


 マツダさん持参の子ども向けボードゲーム。裏に磁石のついた駒を用いて、ダイスの目の分だけ移動できるのですが、ボードの裏には目に見えない壁があって、その壁にぶつかると磁石が落ちてしまい、スタート地点に戻ってしまうという記憶型ゲーム。
 仕組みが分かった後は「あー、子どもが楽しがりそうですねー」と。極めてシンプルなので、一度、分かってしまうと、やや冗長感は否めませんが、上手く出来ています。

魔法の森


 マツダさんの子ども向けゲームが面白かったので、負けじと取り出しました。
 抜けられるようで抜けられない、魔法の森を舞台とした、ふしぎな鬼ごっこ。相変わらず仕組みがよく分かりませんが、まあ、人知の及ばぬ仕掛けは、すべて魔法ということにしておけばいいわけですよ。

晩ご飯

 ここで晩ご飯。美味。

ザヴァンドールの鉱山


 ぴったり4人だったので、前々から4人プレイを試したいなと思っていた『ザヴァンドールの鉱山』。
 前回はカードの内訳を知らない状態でプレイ開始したら、大変な目に合いましたが、今回は、やや長いかなと思いながら、すべてのカードをオープンにして、割合や傾向を見てもらったうえでプレイ開始。
 2回目にもなると慣れるうえに、4人プレイだと交換対象が増えるので、Win-Winの関係を築きやすく、わりと早い段階でパターンに入ることが出来たかな、と。最終的に、いい具合に勝利点を稼ぐことができて勝利……しましたが、実は、釈然としていません。悔やまれるのは、やはり『プエルトリコ』『サンファン』におけるギルドホール的カードを立てることが出来なかったことですね。わりと注意深く進めたつもりなのですが、またしても時間が足りませんでした。
 ルールを見る限り、山札をめくって、どのカードが、どの順番で来るかは見て構わないとあるので、ほんとうに真剣にプレイするなら、最初に構成を確認して、何ターン目にこうするああすると理詰めでやらないといかんのかもしれません。でも、それを、やると、いかにもスピードが落ちますし、そもそもゲームとして洗練性に欠けます。
 面白くなりそうなのに、今ひとつ突き抜けないのは、それが理由なのでしょうか。

おわりに

『惨劇RoopeR』『ビール侯爵』『ザヴァンドールの鉱山』と1〜2時間級のゲームが3本もプレイできて満足です。金曜日が27時くらいまで残業していたので、体力的に極めて劣悪な状況だったのですが、やはり広々とした自宅でのボードゲームは、気持ちに余裕が持てて良いですね。2月に1回くらいは開催して、色んなひとを招きたいですね。