こんにちは、雲上回廊の秋山真琴です。
明日になりました! 11月24日(祝月)東京流通センターにて開催される、文学系即売会の文学フリマに出展します。ブース番号はウ-01、02、サークル名は雲上回廊です。
委託回りの交通整理が完全でないですが、雲上回廊分に関しては荷造りも終わりましたし、後は、当日を迎えるだけという状況です。「縦に長すぎて見づらいよ!」という方は、文学フリマWebカタログ内雲上回廊の方が見やすいかもしれません。尚、本エントリは(その1)と(その2)と(その3)の内容を含むので、以前のエントリを読む必要はありません。
雲上回廊とは
雲上回廊は秋山真琴が代表を務める、総合創作団体です。主な活動として文芸作品の発表の他、出版機能や編集機能の提供を行なっています。と書くと、多くの団体員がいるように見えますが、今も昔も代表一名だけの団体です。コーポレートメッセージとして「For everyone's tomorrow」を掲げています。
文学フリマにおいては、秋山真琴が執筆した作品の頒布と、秋山真琴が編集や企画等で関わった作品の頒布を行なっています。
チラシ
当日に配布するチラシです。
こちらを目印にお越しください。
目次
【新刊】墨妖
【新刊】山吹色外典
【新刊】ゆる本 Vol.21
【委託】川底幻燈 1〜3総集編
【準新刊】幻視コレクション 終わりなき夢想の終焉
【準新刊】反理想郷にさよならを
【準新刊】ゆる本 Vol.20
【既刊】幻視コレクション 失われた一葉の架空
【既刊】幻視コレクション 想い焦がれる追憶の行方
【既刊】てきとーの(す)べるせかい
【既刊】世界再生の書物と一つの楽園
【既刊】異界再訪の扉と十三の不思議
【既刊】裸の女の肖像
【委託】文学フリマガイドブック
【委託】卒塔婆カーニバル 100夜語り
【委託】超短編集I
【委託】言之葉乃標本箱 其之壱
【委託】文学フリマ匿名ブックガイド
【委託】お返しにはペンシルパズルを ♯1
【寄稿】西瓜鯨油社『羇旅』
【寄稿】絶対移動中『絶対移動中vol.16「小説を書くことについて」』
【無配】チラシ、紙袋、ゆるふわ紙 Vol.2、ゆるふわ紙 Vol.3
【その他】スタンプラリー
【新刊】墨妖
書名:『墨妖』
情報:A6(文庫本)314ページ、50部持ち込み、1000円
キャッチフレーズ:えっ、中国志怪小説ってこんなにポップなの!?
紹介:添田健一さんの『墨妖』を発行致します。言村律広さんの『てきとーの(す)べるせかい』に引き続き、秋山は編集、解説、出版で携わっています。装画は山下昇平さんに、装幀は高村暦さんに担当いただきました。また、北尾トロ様、佐藤弓生様(五十音順)から推薦文をいただきました。300ページ越えのカバー付き文庫を、提供価格を1000円に抑えるために300部も刷ってしまいました。のんびり売っていこうと思いますので、どうぞ、よろしくお願い致します。
■紹介ページを公開中。是非、ご覧ください。
【新刊】山吹色外典
書名:『山吹色外典』
情報:A6(文庫本)、208ページ、50部持ち込み、1000円
キャッチフレーズ:パラレルワールドSFファンタジー
紹介:走馬小太郎というゆるい青年が、世界から世界を渡り歩く存在となり、様々な世界を救ったり救わなかったりする連作短編集です。『世界再生の書物と一つの楽園』と『異界再訪の扉と十三の不思議』に引き続き、今をときめく漫画家の宵町めめさんにイラストを担当いただきました。秋山の好きなものを詰め込みました。
■紹介ページを公開中。是非、ご覧ください。
【新刊】ゆる本 Vol.21
書名:『ゆる本 Vol.21』
情報:A5判オンデマンド、44ページ、20部持ち込み、300円
キャッチフレーズ:気負わず、力まず、ゆるく生きるよ
紹介:今回のテーマは「漢字二文字+カタカナ」です。参加者は牟礼鯨、青波零也、氷砂糖、高野優、添田健一、泉由良、蒼ノ下雷太郎、佐多椋、秋山真琴、敬称略。豪華メンバーですね!
■紹介ページを公開中。是非、ご覧ください。
【委託】川底幻燈 1〜3総集編
書名:『川底幻燈 1〜3総集編』
情報:A5判、116ページ、10部持ち込み、1000円
キャッチフレーズ:馳せる異界、迸る初期衝動
紹介:『世界再生の書物と一つの楽園』『異界再訪の扉と十三の不思議』『山吹色外典』等のイラストを担当いただいた、宵町めめさんの漫画同人処女作にして代表作が、総集編として一冊にまとまりました。初出は11月23日に開催されるコミティアです。コミティアには行けない! でも、文学フリマには行けるよ! という方、ご安心ください。異界の口は、雲上にも広がっています。
■公式の告知ページは、こちらから
【準新刊】幻視コレクション 終わりなき夢想の終焉
書名:『幻視コレクション 終わりなき夢想の終焉』
情報:A6(文庫本)196ページ、40部持ち込み、800円
キャッチフレーズ:面白い物語を集めました
紹介:面白い物語を集めることに全力を尽くし、面白い物語を求めている読者の期待に応える、間違いのない一冊を作る。ただ、それだけを考えて作りました。ミステリ、SF、ファンタジー、幻想、怪奇の書き下ろし短編を集めたアンソロジィです。赤井都、業平心、仁司方、深瀬駿による4作品を収録しています。幻コレ、と覚えてくださいね。
■特別サイトにて著者紹介や各作品の冒頭部分を公開中。是非、ご覧ください。
【準新刊】反理想郷にさよならを
書名:『反理想郷にさよならを』
情報:A6(文庫本)224ページ、40部持ち込み、1000円
キャッチフレーズ:こんな世界から逃げ出してしまいたい? ようこそ、この本があなたの帰る場所です
紹介:『絶対移動中』や『オマケ・ノベル』に寄稿した秋山真琴による短編小説の中から14編を一冊にまとめた短編集です。タイトル通り、ディストピアをテーマとしたSF作品が多めで、後は奇妙な味の幻想小説や倒錯的なミステリなどを収録しました。
■紹介ページも公開中。是非、ご覧ください。
【準新刊】ゆる本 Vol.20
書名:『ゆる本 Vol.20』
情報:A5(オンデマンド)44ページ、22部持ち込み、200円
キャッチフレーズ:気負わず、力まず、ゆるく生きるよ
紹介:今回のテーマは「架空のゲームのノベライズ」で、氷砂糖、添嶋譲、青波零也、蒼ノ下雷太郎、秋山真琴による5作品を収録しています。そして、すみません。秋山の書いたゲームブック「ミオゾティス」に致命的な誤字がありました。41ページ目に記載のある「15行目」は「下段3行目」に読み替えてください。大変申し訳ございません。
【既刊】幻視コレクション 失われた一葉の架空
書名:『幻視コレクション 失われた一葉の架空』
情報:A6(文庫本)188ページ、2部持ち込み、800円
キャッチフレーズ:面白い物語を集めました
紹介:はるかかなた、佐多椋、吉永動機、言村律広、高村暦による5作品を収録しています。
■特別サイトにて著者紹介や各作品の冒頭部分を公開中。是非、ご覧ください。
【既刊】幻視コレクション 想い焦がれる追憶の行方
書名:『幻視コレクション 想い焦がれる追憶の行方』
情報:A6(文庫本)200ページ、15部持ち込み、800円
キャッチフレーズ:面白い物語を集めました
紹介:水池亘、鳴原あきら、渡邊利道、泉由良による4作品を収録しています。
■特別サイトにて著者紹介や各作品の冒頭部分を公開中。是非、ご覧ください。
【既刊】てきとーの(す)べるせかい
書名:『てきとーの(す)べるせかい』
情報:A6(文庫本)204ページ、6部持ち込み、800円
キャッチフレーズ:すこしふしぎで、かなり変な小説、一冊にまとめちゃいました
紹介:『ゆる本』に掲載された言村律広による作品をまとめた連作短編集。実験小説が好きなひとと、肩の力を抜いて小説を読みたいひとにオススメな一冊です。巻末には責任編集の秋山真琴による力の入った解説があります。なんだか、ゆるいんだか、ゆるくないんだか分からなくなってきました。
■紹介ページも公開中。是非、ご覧ください。
【既刊】世界再生の書物と一つの楽園
書名:『世界再生の書物と一つの楽園』
情報:A6(カバー付き文庫本)220ページ、2部持ち込み、1000円
キャッチフレーズ:遠未来学園異能SFファンタジー
紹介:「西暦3300年、物的資源問題を解決した人類は、自らの量子化を済ませており、優雅で怠惰な、種としての余生を過ごすのみとなっていた」という設定の長編小説です。現時点における秋山真琴の代表作と言って差し支えないでしょう。宵町めめさんによる挿絵が3ページあります。プラスチック製の栞もおまけされています。
■紹介ページも公開中。是非、ご覧ください。
【既刊】異界再訪の扉と十三の不思議
書名:『異界再訪の扉と十三の不思議』
情報:A6(文庫本)72ページ、13部持ち込み、300円
キャッチフレーズ:「分かりやすく言うと、恐怖×進化」 「え?」
紹介:秋山真琴の代表作『世界再生の書物と一つの楽園』の後日談にして、独立した短編を二編収録した作品。価格も抑えられていて、雲上回廊入門にはぴったり?
■紹介ページも公開中。是非、ご覧ください。
【既刊】裸の女の肖像
書名:『裸の女の肖像』
情報:A6(文庫本)108ページ、6部持ち込み、500円
キャッチフレーズ:禁忌を犯す百編の二百文字小説
紹介:僅か二百文字からなる小説が、一ページに一編ずつ、計百編、掲載されています。女性に付与された多様な役割をテーマとした作品で、悪趣味かつ露悪的な作品が多いです。
■紹介ページも公開中。是非、ご覧ください。
【委託】卒塔婆カーニバル 100夜語り
書名:卒塔婆カーニバル 100夜語り
発行:兎角毒苺團
情報:A5判、3部、500円
紹介:「卒塔婆は文学」と提唱し、卒塔婆を掲げて文学フリマに乗り込む、兎角毒苺團の伊織さんの怪談掌編集に、短い怪談を4編ほど書きました。秋山以外にも36名が参加ということで、怪談系や超短編系の読み手には、是非、読んでいただきたいです。よろしくお願いします。
【委託】超短編集I
書名:『超短編集I』
発行:script.
情報:8部持ち込み、700円
紹介:『幻視コレクション 失われた一葉の架空』に参加してくださった佐多さんによる超短編集です。全50編収録されています。
【委託】言之葉乃標本箱 其之壱
書名:言之葉乃標本箱 其之壱 when the fairy tales fall
発行:加楽幽明
情報:5部持ち込み、700円
紹介:超短編・掌編が113編・挿画2点が収められています。採集録 ◆端緒を発く/武田若千 ◆青虫/葉原あきよ ◆B・ドゥーラ『世界を読み解く蛙』の一節より/白縫いさや ◆魔法/春名トモコ ◆神様のお菓子/本田モカ ◆かめ/峯岸可弥 ◆人形のちぎれた首/白縫いさや ◆金、銀、そして鉛/タカスギシンタロ ◆冷たくしないで/たなかなつみ ◆冷えた椅子/五十嵐彪太 ◆永久凍土から回収された祖先の手記/秋山真琴 ◆記憶/白縫いさや ◆引き算/春名トモコ ◆片思い/本田モカ ◆台風一過/はやみかつとし ◆遠雷/武田若千 ◆同じ目をしている/青山藍明 ◆修羅とこども/平金魚 ◆踊る/よもぎ ◆嘘泥棒/白縫いさや ◆失神師たちとその駆け引き/峯岸可弥 ◆かめ/タキガワ ◆仮面/白縫いさや ◆私が私であるということ/根多加良 ◆蝶が落下する日/伊藤鳥子 ◆奇妙な花/たなかなつみ ◆奇妙な花/タカスギシンタロ ◆おのぞみのまま/高橋百三 ◆ゆらゆら/松岡永子 ◆超短編凝集体『地下二階』/佐多椋 ◆千歳/タキガワ ◆深淵の底から/オギ ◆煙/峯岸可弥 ◆くらのなかにて/大谷雪菜 ◆かつて一度は人間だったもの/立花腑楽 ◆クピドのしっぽ/葉原あきよ ◆きみをさがして/オギ ◆ことり/タキガワ ◆あいいろ/本田モカ ◆一瞬の夏/葉原あきよ ◆残暑/タカスギシンタロ ◆創世記/はやみかつとし ◆砂時計の国/白縫いさや ◆眼球/タカスギシンタロ ◆恋愛小説/春名トモコ ◆ことり、鳥籠、炎昼、あるいは歯車/松本楽志 ◆頭蓋骨を捜せ/白縫いさや ◆煙/オギ ◆まちあわせ/武田若千 ◆連れてゆく/松岡永子 ◆お城でゆでたまご/たなかなつみ ◆妖精をつかまえる。/よもぎ ◆The fairy tales fall/まつぐ ◆ifの充足/若本衣織 ◆そこにいる/たなかなつみ ◆マサルの話/ひびきはじめ ◆これからできること/原瑚都奈 ◆ポジティブシンキング/松岡永子 ◆勇気/白縫いさや ◆迷信/松岡永子 ◆病/武田若千 ◆アイスクリーム・キャンディ・ラヴァーズ/根多加良 ◆降るまで/はやみかつとし ◆雨の中を二人/本田モカ ◆読書/武田若千 ◆透明な図書館 /圓眞美 ◆ひかりの美術館/加楽幽明 ◆落ちる!/春名トモコ ◆魔法/峯岸可弥 ◆手紙/春名トモコ ◆遊覧飛行/はやみかつとし ◆空から降りてくるもの/春名トモコ ◆呪いの指輪と空色の鳥/葉原あきよ ◆ようこそ新世界へ/はやみかつとし ◆サンベリーナ/圓眞美 ◆ツバメの速度/根多加良 ◆二人だけの約束/白縫いさや ◆だめな人/圓眞美 ◆ウルトラマリン/松岡永子 ◆砂の城 /春名トモコ ◆あおぞらにんぎょ/タキガワ ◆ゆらゆら/春名トモコ ◆水浪漫/松岡永子 ◆黒い尾/よもぎ ◆象を捨てる/五十嵐彪太 ◆函/はこぶ/はやみかつとし ◆性の起源/タカスギシンタロ ◆ヨハン/オギ ◆タンバリンを叩けば/五十嵐彪太 ◆カタリナ/白縫いさや ◆化石村/オギ ◆臥龍天に帰す/加楽幽明 ◆住処/武田若千 ◆蝦蟇の虹/野棲あづこ ◆ベッドタイムストーリー/よもぎ ◆三角関係/本田モカ ◆コーヒー一周分の涙/柴田友美 ◆歩天歌/添田健一 ◆まるまる/タキガワ ◆夜の女王/白縫いさや ◆ミカエラの甘い唇/添田健一 ◆新しい楽園/白縫いさや ◆夢の中で/オギ ◆☆/春名トモコ ◆星になる/峯岸可弥 ◆月兎のユベロ/白縫いさや ◆秘密/春名トモコ ◆月面炎上/五十嵐彪太 ◆ゆらゆら/タキガワ ◆ペパーミント症候群/白縫いさや ◆衝撃/春名トモコ ◆水鏡の島/オギ ◆モットモット/たなかなつみ
【委託】文学フリマ匿名ブックガイド
発行:不明(代理人:高村暦さん)
情報:100円
紹介:とくになし。
【寄稿】西瓜鯨油社『羇旅』
書名:『羇旅』
発行:西瓜鯨油社
情報:A6(文庫本)、200円
紹介:逃避癖のための句誌『羇旅』に俳句を寄稿しました。テーマは「旅/瞬間」、普段は俳句ではなく散文を書いている日本語作家22組23人が集まった一冊とのこと。
【寄稿】絶対移動中vol.16「小説を書くことについて」
書名:絶対移動中vol.16「小説を書くことについて」
情報:A5判、1000円
紹介:伊藤鳥子さん責任編集の『絶対移動中』に「小説を書くことについて語るときに僕たちが語ることができること」という掌編を寄稿しました。よろしくお願いします。
【無配】チラシ、紙袋、ゆるふわ紙 Vol.2、ゆるふわ紙 Vol.3
無料配布系としては、チラシの他に、紙袋とフリーペーパーを2種用意しました。紙袋とフリーペーパーは、主に、雲上回廊の本を買ってくださった方に差し上げようと考えています。紙袋は先着50名様のみです。
フリーペーパーは買ってくださった方には、問答無用でお渡ししますが、財布と相談しつつ悩んでいる方にもお渡ししようかなと考えています。今日は買っていただけなくとも、次の文学フリマで買っていただけると嬉しいです。
【その他】スタンプラリー
くまっこさん主催のスタンプラリーに参加します。詳細は、こちらをご覧ください。
また、伊織さん主催の卒塔婆スタンプラリーにも参加しますが、こちらは詳細不明です。当日の動き如何では、突然、不参加になる可能性もありますことご了承ください。
最後に
文学フリマ終了後に飲みましょう!
事務局主催です。誰でも参加可能です!
http://bunfree-tokyo.doorkeeper.jp/events/16990
一般来場の方やサークルさん、事務局スタッフとざっくばらんに交流しましょう。
文フリ終了後は、事務局主催の打ち上げに参加します。
完全予約制とのことで、事前申し込み必須とのこと。もう締め切られてしまいましたが、既に申し込んだ方。飲んだり語ったりしましょう。