題意の通りです。
趣味で小説を書いています、秋山です。
虚淵玄が脚本と言うことで、気になっていた『楽園追放』を観ました。その感想については、下記をご覧ください。
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小説を書いています
『楽園追放』の感想を書く上で、情報生命体としての人類だとか、ディストピアということについて考えているうちに「そう言えば、そんなような小説、書いてたわ!」と思い出したので、たまには宣伝させてください。
そして、良かったらポチってください。
世界再生の書物と一つの楽園
西暦3300年、物的資源問題を解決した人類は、自らの量子化を済ませており、
優雅で怠惰な、種としての余生を過ごすのみとなっていた。
荒廃した地球を見捨て、雲上都市へと逃げ去った人々は、
しかし、孤独に苛まれ、地球全土を網羅する過去の遺産たるネットワーク上に、
六つの学園からなる一つの楽園を構築した。
これをRe:Worldと呼ぶ。
仮想空間上の学園に転校してくる自身の情報を伏せた天界人の中に、
記憶を持たない少年が現れたとき物語は始まる。
くしくも眺望を司る華久楽大付属雅高等学校では、
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一年次の代表によるクラス対抗レクリエーションが始まろうとしているところだった。
中身はあらすじの通りです。
元々は電撃大賞に投稿するために書いた作品なので、ジャンル的には一風変わった学園物と呼べるかもしれません。しかし、学園の外側と言うか、物語の背景が、上記の通りSF要素満載な感じになっています。
好きなんですよ、現実と仮想の二重構造だったり、誰もが誰かを演じているという演劇的空間だったり、一見、ユートピアっぽいディストピアが。
Amazon、架空ストア、COMIC ZINに委託しており、それぞれから通販いただけます。ちなみにAmazonと架空ストアはカバーつきの初版で定価は1000円、COMIC ZINはカバーなしの二版で定価は800円です。中身的には二版では、誤字脱字を数ヶ所、修正しています。
- 作者: 秋山真琴,宵町めめ
- 出版社/メーカー: 密林社
- 発売日: 2013/11/04
- メディア: 文庫
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COMIC ZIN 通信販売/商品詳細 世界再生の書物と一つの楽園
電子書籍もあります。ちょっと安いです。
- 作者: 秋山真琴
- 出版社/メーカー: 雲上回廊
- 発売日: 2013/11/04
- メディア: Kindle版
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反理想郷にさよならを
月に一度、その街の子どもたちは定期検診という名目で
病院の地下に泊まらなくてはならない、
謎めいたルールを持つせかいをめぐるSF
(Boy meets World's End Girlfreind)
恋人が本になった。
眠り続ける彼の皮を剥ぎ、綴られた物語を読む女の幻想
('Til Death Do Us Part)
高知県と徳島県の間にある秘境を訪ねる伝奇
((I can't)Change the world)
天狗や鬼、妖怪たちが集う星霜に一度の祭りを描いた怪奇
(かむながらのみちはとわにつづく)
1923年冬、架空のパリから、2023年、架空の新宿まで。
時空を旅するシュルレアリストの冒険
(その日、アンドレ・ブルトンは)
他9編を収録した短編集。
こんな世界から逃げ出してしまいたい?
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ようこそ、この本が、あなたの帰る場所です
こちらは、秋山真琴の初期作品を集めた短編集です。
ディストピアをテーマとした作品を中心に、幻想小説や怪奇小説を取り揃えています。初期作品集なので、古いものだと2005年に書いたものもあります。作品ごとに扉イラストもあって個人的にはお気に入りの一冊です。よろしければ。
Amazon、架空ストアに委託しており、それぞれから通販いただけます。
- 作者: 秋山真琴,はるかかなた
- 出版社/メーカー: 密林社
- 発売日: 2014/10/02
- メディア: 文庫
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電子書籍もあります。ちょっと安いです。
- 作者: 秋山真琴
- 出版社/メーカー: 雲上回廊
- 発売日: 2014/12/16
- メディア: Kindle版
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終わりに
他にもいっぱいあるので紹介したいはしたいのですが、あんまり紹介しても仕方ないので、今回は、切り口になった『楽園追放』との共通項が多い2作ということで。
今後は、月に1回くらいのペースで紹介したいですね。