エッセンシュピールに参加すべく、ドバイで乗り換えてデュッセルドルフに向かっていたときのことです。
飛行機が、隣の座席を使って横になれるくらいガラガラだったので、感涙しても周りの目を気にする必要がない! と感じて『さよならの朝に約束の花をかざろう』を観ました。泣きました……。
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監督、岡田麿里について
岡田麿里は好きな監督です。
え、嫌いなひとなんているの? っていうくらい好きです。
ご存知でない方のために書くと『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』と『心が叫びたがっているんだ。』のひとですね。そんな監督の最新作は、まさかの現代日本を離れ、竜や魔法、異種族が存在するファンタジー世界。不安半分、期待半分と言ったところでしょうか。
感想
いや、感動しないわけがないですよね!!!
だって不老長寿の一族と人間の疑似家族物ですよ!!!??
感動しないわけがないですよね!!!!!
失礼、取り乱しました。
主人公は、イオルフと呼ばれる10代なかばの外見を保ったまま数百年を生きることになる不老長寿の種族。他の種族とは、あまりに生きる時間が異なるので「別れの種族」という別名を持ち、多種族との関係を断ち、人里離れた土地でただ機織りをして時間を過ごしています。
そんなイオルフですが、ある人間の国に攻め込まれ、そのときのトラブルで主人公は遠くの森につれていかれてしまいます。彼女は、そこで野盗に襲われた家族を見つけ、まだ生きていた男の子の赤ん坊を、自分の息子として育てることにします。
いっや、この展開で、最後、号泣以外の、なにも待ってないでしょう!
逆に待ってなかったら詐欺だよ!!
うーん、いけませんね。
ついつい感情が迸ってしまいます。
と言うか、今でもマキアとレイリアが再会する終盤のシーンや、エリアルにヒビオルを掛けるシーンを思い出すと、目尻に涙が浮かんできます。
いやあ、傑作だったなあ……。
ダメですね。
ほんとうは、もっといろいろあるんですけれど、なんだかうまいこと言語化できないですね。まあ、超絶的に良い話で、感動しかできなかったということです。
終わりに
この流れで言うのもなんですが、映画って良いですよね。
あまり積極的に観る方ではないのですが、ときどき観るとめっちゃ良いので、好きな方なのでしょう。