雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

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クロノクロス』のエンディングテーマ「盗めない宝石」には、秋山の創作に対する姿勢が揺り動かされるほどの衝撃を受けた。ゲームのヴォーカル曲で好きなものを挙げてくださいと言われれば、必ずや五本の指に加えるだろう。そんな「盗めない宝石」を歌っているみとせのりこの、恐らくは最初期の作品『coloured water』。kircheというユニットが「風景の見える音楽」をテーマにしているだけあって、どの曲もときに声優的、ときに民族的、ときにプログレでありながら、根底には聴くものの想像力に訴えかける物語性がある。一番、好きなのは二曲目の「風の行彷」。風は何処から来て、何処へと行くのだろう。