雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

これぞ冲方丁の本領発揮!

 1巻を読んだときは続きを読もうかどうかたいへん迷ったのですが、結果として読んで正解でした。これぞ冲方丁の本領発揮オイレンシュピーゲル 弐 FRAGILE!!/壊れもの注意!!』。堪能致しました。以下、感想抜粋。全文はこちら

 本書の終盤では『スプライトシュピーゲル』の主人公たちも登場し、共闘することになるのだが、非常に燃える演出。『スプライトシュピーゲル 2』では本書で描かれた戦いを、また別の面から描いているようだが、こちらも楽しみ。

 以下、この本を読んだ他のひとの感想。

 そしてそれよりなによりインパクトがあるのが、事件の背景に至る未来の”くそったれな世界”が作者の豊富な妄想力と知識によって”いかにもありそうな世界”に置き換えられてしまっていく所ですね。不快だけど納得させられてしまうのはもう見事としか言いようがないです。

http://d.hatena.ne.jp/hobo_king/20070606/1181114189

 特に涼月とロシア人の物語は読み応えがある。そして、各自の事件が結びつき、ついに三人が揃うまでのカタルシスは最高。

http://d.hatena.ne.jp/c-pete/20070620/p1

 三者三様の視点から並行して描かれるもどかしい現実と,その3人が力をあわせたときのカタルシスの対比が気持ちいい.前半の重苦しい空気を一気に吹き飛ばす万能感.いいじゃないっすか.

http://d.hatena.ne.jp/kanadai/20070726#1185463075