雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

6月の読書メーター

読んだ本の数:27冊
読んだページ数:4704ページ

伏 贋作・里見八犬伝伏 贋作・里見八犬伝
iPhoneアプリで読了。こんな八犬伝を思いついたから書いてみた。と言わんばかりの活劇もしくは冒険小説。そして、それだけの小説。冥土による贋作の部分は面白く読めたけれど、とにかく浜路が主役として弱すぎて何度も投げかけてしまった。もう少し伏姫が活躍してくれたら楽しかったのだろうけれど、全体的に不完全燃焼で、にんともかんとも。ただ、村雨丸が出てくるシーンは、何故か、燃えた。抜けば玉散る、正義の刃、村雨丸──。
読了日:06月01日 著者:桜庭 一樹
真夏の日の夢 (メディアワークス文庫)真夏の日の夢 (メディアワークス文庫)
今ひとつ。実にレベルの高いミスディレクションを実践していて、その点は非常に素晴らしいと感じたのだけれど、アクロバティックに飛んだ後の着地に、どうにも納得が行かなかった。いや、納得できないわけではないのだけれど、しづらいというか、予想していたほどの爽快感や驚きが得られなくて、なんとなく残念というか。トリックそれ自体は繊細なのに、キャラの造形や、物語の構造がぞんざいだったり、なんだか不恰好な感じ。仕掛け自体は、面白いと思うのだけれどなあ。
読了日:06月01日 著者:静月 遠火
シグルイ 1 (チャンピオンREDコミックス)シグルイ 1 (チャンピオンREDコミックス)
完結したらしいのでまとめ読み開始。この後の展開をある程度、知っているので、どうしても藤木と三重に対して感情移入しながら読んでしまう。
読了日:06月02日 著者:山口 貴由
シグルイ 2 (チャンピオンREDコミックス)シグルイ 2 (チャンピオンREDコミックス)
2巻にして、早くも息を飲む展開。崩壊、そして創成。そんな言葉が思い浮かんだ。
読了日:06月02日 著者:山口 貴由
シグルイ 3 (チャンピオンREDコミックス)シグルイ 3 (チャンピオンREDコミックス)
虎眼流奥義・星流れによる仕置。そして、怪物の誕生……! ついに悲劇の幕開けである。
読了日:06月02日 著者:山口 貴由
シグルイ 4 (チャンピオンREDコミックス)シグルイ 4 (チャンピオンREDコミックス)
「虎子の間、まこと広うなり申した」切ない。切ないなあ。あんなに栄えていた虎眼流が、こんな風に淡く脆く崩れ落ちていくだなんて。
読了日:06月04日 著者:山口 貴由
シグルイ 5 (チャンピオンREDコミックス)シグルイ 5 (チャンピオンREDコミックス)
「虎眼流が無双の名を失うのは、まさにこの夜である」あああああ! 曖昧な状態にある虎眼先生には、正直、複雑な感を否めないが、いいキャラ過ぎる権左が膝をつくのには、素直にショックを受けてしまう。
読了日:06月04日 著者:山口 貴由
シグルイ 6 (チャンピオンREDコミックス)シグルイ 6 (チャンピオンREDコミックス)
虎眼先生……濃尾無双が、ついに、ついに。ひとつの結末、ひとつの決着。
読了日:06月04日 著者:山口 貴由
シグルイ 7 (チャンピオンREDコミックス)シグルイ 7 (チャンピオンREDコミックス)
虎眼先生が討たれ、仇討を申請する藤木。正気に戻った(?)三重、そして権左と共に生み出される対無明逆流れ。藤木と伊良子、2名の因縁が物語を奏で始めてきた。
読了日:06月04日 著者:山口 貴由
シグルイ 8 (チャンピオンREDコミックス)シグルイ 8 (チャンピオンREDコミックス)
仇討……ッ! 息をもつかせぬ、藤木と伊良子の決闘。それは、科白はもちろん、擬音すらなく、完全に無音の、呼吸できないほど静寂の決闘場……!
読了日:06月04日 著者:山口 貴由
シグルイ 9 (チャンピオンREDコミックス)シグルイ 9 (チャンピオンREDコミックス)
かじき二刀流とか、権左の格好良さに思わず吹いた。そして、始まりし回想。どういうことなの。
読了日:06月04日 著者:山口 貴由
シグルイ 10 (チャンピオンREDコミックス)シグルイ 10 (チャンピオンREDコミックス)
権左ぁっ!!! もう、権左の、あの素敵牛スマイルが見られないのだと思うと、実に切ない。そして、幾つもの苦境を越えて、尚生き続ける伊良子の生命力!
読了日:06月04日 著者:山口 貴由
シグルイ 11 (チャンピオンREDコミックス)シグルイ 11 (チャンピオンREDコミックス)
次から次へと新キャラが登場しては、長いエピソードが語られ、そして、あっけなく斬られて死んでゆく。これをシグルイの様式美と呼ぼう。
読了日:06月04日 著者:山口 貴由
シグルイ 12 (チャンピオンREDコミックス)シグルイ 12 (チャンピオンREDコミックス)
これは、もう武士でも剣士でもなく、怪物たちの宴であるのう。
読了日:06月04日 著者:山口 貴由
シグルイ 13 (チャンピオンREDコミックス)シグルイ 13 (チャンピオンREDコミックス)
「工夫がつきましてござる」この一言に宿る執念! やはり、藤木は鬼だ。鬼のような執念の持ち主だ。
読了日:06月04日 著者:南條 範夫
シグルイ 14 (チャンピオンREDコミックス)シグルイ 14 (チャンピオンREDコミックス)
忠長の狂気! 怖い!! そして、ついに幕を開ける御前試合……! もう最終巻か、早かった!
読了日:06月04日 著者:南條 範夫
シグルイ 15 (チャンピオンREDコミックス)シグルイ 15 (チャンピオンREDコミックス)
何故だ、何故だ、何故だ。どうして、こんな結末になってしまったのか。誰も望んでいない、何のために今まで生きてきたのか、磨いてきたのか、尽くしてきたのか。最後の、最後で、こんな結末、あんまりにもあんまりではないか。この無常感…………。
読了日:06月04日 著者:南條 範夫
Doubt 1 (ガンガンコミックス)Doubt 1 (ガンガンコミックス)
以前、魔王14歳さんの日記で見て、読みたいなと思っていた作品。人狼をモチーフにしている点で盛り上がったけれど、中身は、どうにも盛り上がらないパニック物で、今ひとつ怖くない。人数がもう少し多ければ、面白いのかもしれないけれど。
読了日:06月04日 著者:外海 良基
Doubt 2 (ガンガンコミックス)Doubt 2 (ガンガンコミックス)
うーん、今ひとつ状況が掴みにくいなあ。もっと、統率の取れた動きを登場人物が取ってくれれば、方向性が明確になるのだけれど、全員が好き勝手、場当たり的に動いているから、よく分からない。
読了日:06月04日 著者:外海 良基
Doubt 3 (ガンガンコミックス)Doubt 3 (ガンガンコミックス)
狼の正体は、まあ、想定通りかな。
読了日:06月04日 著者:外海 良基
Doubt 4 (ガンガンコミックス)Doubt 4 (ガンガンコミックス)
なんと! まさかの狼の完全勝利。この結末は予想していなかった。3巻までは微妙だったけれど、最後の最後に来て、面白くなった。唯一、残念なのは、狼の動機。こんなに苛烈な復讐という結果が導きだされるほど悲惨ではないような気がして、うーむ、と。
読了日:06月04日 著者:外海 良基
ヒャッコ 1巻 Flex Comixヒャッコ 1巻 Flex Comix
まあ、取り立てて良い作品ではないかな。5巻まで一気に買ってしまったので読むけれど、まあ、女子高生はかわいいなあと思いながら、さくさく読んでいくとするかね。
読了日:06月04日 著者:カトウ ハルアキ
ヒャッコ 2 (Flex Comix)ヒャッコ 2 (Flex Comix)
ヒャッコ! うむうむ、かわいいかわいい。
読了日:06月04日 著者:カトウ ハルアキ
月光 (電撃文庫)月光 (電撃文庫)
高嶺の花が落とした「殺しのレシピ」には未必の殺意が綴られていた──。秘めやかで上質なライトノベルミステリ。方向性としては『アムリタ』や『菜々子さん』と同じく、怪しい、しかし魅力的なヒロインと、ヒロインを追い詰める探偵としての主人公という構図。事件そのものは地味極まりないのだけれど、月森葉子というキャラクタの謎さや、可愛らしさや、あざとさが群を抜いていて、素晴らしい。特に、中盤の主人公が性欲と理性とを争わせるシーンは白眉。あのシーンを読めただけでも、良かったと思う。最高のデビュー作、次作も読みたい。
読了日:06月07日 著者:間宮 夏生
CLOTH ROAD 10 (ヤングジャンプコミックス)CLOTH ROAD 10 (ヤングジャンプコミックス)
天才対凡人の戦いもついに佳境。最終決戦に向けて脇役にもスポットが当たり始めて、とても嬉しい。チャリオット姉弟や、世楽、スコップがいい味を出しつつ退場していくのに、ほろり。次回は最終巻、楽しみ。
読了日:06月27日 著者:okama
CLOTH ROAD 11 (ヤングジャンプコミックス)CLOTH ROAD 11 (ヤングジャンプコミックス)
完結。思えば長い道のりだった。1話がウルトラジャンプに掲載されたのが2003年のことだから、8年前のことになる。当時は脚本の倉田英之okamaのデザインも大好きだったけれど、いつしか、その綺羅びやかなファッションも展開も色褪せてしまっていた。それでも、最後まで読むことが出来て良かった。いちばん泣ける科白は「ファーガスは世界一にはほど遠いデザイナーだけど、世界一信じられるデザイナーなの!!」なんだろう、この凡人でありつづけたファーガスを肯定する、最高の言葉は。「大きくなったのね、ファーガス」も号泣だった。
読了日:06月27日 著者:okama
竜の学校は山の上 九井諒子作品集竜の学校は山の上 九井諒子作品集
でるたさんや三軒茶屋さんが絶賛していたので読んでみた。前半はファンタジィせかいにおける、魔王が討伐された後のifの物語。後半は現実世界に、もしケンタウロスがいたら? 天使がいたら? 竜がいたら? というifの物語。どちらのifも面白かったけれど、個人的には、やはり前半の方が好み。特に魔王を失った魔王城を有効活用するために、人間が頑張って住もうとする「魔王城問題」は特に完成度が高かったように思う。後、ケンタウロスの奥さんが、可愛すぎて困ります。かわいいお嫁さんは素敵。
読了日:06月28日 著者:九井 諒子

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