雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

落ち着いて素数を数えろ『Prime Number 5』を遊びました

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 ゲームマーケット2017秋の試遊卓でconceptionさんの新作『Prime Number 5(プライムナンバーファイブ)』を遊びました。


「秋山さん、10秒後に『その発想はなかった』と言いますよ」


「え? 言いませんよ、そんなこと」


(10秒後)


「その発想はなかった! ……はっ」


 と言うわけで、ありそうでなかったゲームです。
 今回のゲームマーケットは、なんとなく神経衰弱系が多かった気がします。中村誠さんの『渡る世間はナベばかり』に触発されたのでしょうか。たとえば紙の材質が違うとか……まあ、いっぱいありました。
 しかし、そんな中でひときわ輝いていたのが、これです『Prime Number 5』。
 ゲームとして成立していました。
 表現は悪いですが、他の多くの神経衰弱系がネタ枠と言うか、発想は面白いけれど発想だけ、であったのに対し、これはゲームとして面白く、ひとに紹介して繰り返し遊びたくなる魅力がありました。


 ルールはかんたん。
 裏向きに並べられたカードの中から任意の2枚をめくって、表側が同じ数字だったら得点にできる。
 まあ、ふつうの神経衰弱ですよね。
 特徴的なのは、裏側に2や3、5や7などの素数が書かれていること。
 そして表側に書かれている数字は、裏側の数字の倍数であること。


 ここまで説明したら、もうお察しですよね。


 そう、たとえば表側が「15」となっているカードの裏側は、1枚が「3」となっていて、もう1枚が「5」となっているのです!


 いやあ、ありそうでなかった。思考の盲点ですね。


 と言うわけで、インストは1分で終了。
 さくっと遊び始められます。
 そこから先は、ふつうの神経衰弱なのですが、候補が限られるので記憶力を求める度合いがふつうの神経衰弱より低く、プレイアビリティが高いです。
 さっと出して、さっと遊べる。気軽で気持ちのよいゲームでした。