雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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迷子のペットを探し出す『イヌネコ探偵社』の感想

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 こげこげ堂本舗さんのゲームマーケット2018秋の新作『イヌネコ探偵社』を遊びました。
 2人から6人で遊べる推理系のカードゲームです。


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 推理、と書きましたが、どちらかというとパズルゲームに近いような気もします
 ゲームとしての基本は神経衰弱です。2枚のカードをめくり、同じ絵柄を見つけ出すことができれば、その動物を発見することができたとして、カードを獲得します。
 ポイントは、各カードの表面と裏面とが異なることですね。
 イヌ4種、ネコ4種なのですが、たとえば片面がシェパードのカードは、全部で4枚あるのですが、その裏面は白猫、トラ猫、黒猫、三毛猫と4種類が揃っているのです。この仕組みを理解したうえで、めくっていかなければならないので、ちょっと複雑です。


 また、直前の手番プレイヤがめくったばかりのカードは「潜伏中」カードが重ねて置かれ、すぐにひっくり返すことができない、というルールも憎たらしいほど効果的に機能しています。
 どうして、人間は、すぐに物事を忘れてしまうんですかね。
 つい、さっきまでは覚えていたはずが、気がついたら忘れてしまっていてショックを覚えます。


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 カードのなかには、ボーナス点が貰える種類がいたり、上級ルール用の夜カードを入れれば、さらに難度が上がったりします。
 特に、上級ルールは「ただでさえ難しいのに、どうしてさらに難しくするのですか!?」と思ったのですが、遊んでみると案外、難しくない……と言うか、難しいのベクトルが異なるので同居できるのですよね。なんと言えば、よいのでしょう。単純に記憶ゲームとして難しくしているわけではなく、パターンが増える系の難しさなので、難しさの奥行きは変わらないけれど、幅は広がる、みたいな。伝わりますかね?


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 パズルチックな要素のある神経衰弱なので、脳に余裕のあるときに遊べば、ぐっと負荷が掛かって楽しいと思います


イヌの裏はネコで、ネコの裏はイヌなんだよ

え、なに? 知ってるよ?

イヌもネコもいるなんて、1枚で2度美味しいよね

ちょっと、もう、まったく何を言っているか、さっぱり分からないけれど、ぺこらさんが動物好きであることは伝わってきたよ

表も可愛かったし、裏も可愛かったよ! だから、どっちも可愛いから、実質一緒だよ

ネコは可愛かった。そこは認める

イヌも可愛かったよ! 拡張では、是非、シュナウザーを入れてほしいね。むしろ、入れるべき。ネコはスコティッシュフォールド