雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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ボードゲーム『ぽくちんとネコ』の感想

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 米光一成さんのゲームマーケット2020秋の新作『ぽくちんとネコ』を遊びました。
 1人から4人用のカードゲームです。

ゲームの感想

 米光さんのゲームづくり道場を経て、改めて米光さんのデザインに興味を覚えたので、noteで宣伝は見ていた『ぽくちんとネコ』を購入して遊んでみました。
 ぽくちん、ぽくちん、念仏を唱えるように声を出しながらカードを出していくのは『はっけよいゲーム』に通じるところがあります。
 このゲームの面白いところは、リズミカルにカードを出したい欲求と、ある程度は考えて出さないとミスってしまうので落ち着いて時間を掛けて出したい理性のぶつかりあいですね。感覚的には『マジカルバナナ』に近いですね。テンポよくやりたいのにできない!! みたいな。


 基本ルールの他、ギリギリルールも入っていたので、そちらも遊びましたが、ギリギリルールの方は『荒野へ』に近しいところがありました
『荒野へ』を遊んだときの感想にも書きましたが、ちょっとふしぎなプレイ感で、トランプゲームのソリティアに通じるランダム性に祈りを捧げながらプレイするような感覚があって、この『ぽくちんとネコ』という念仏と木魚をモチーフにしたゲームには、意外に親和性があるなと感じました。

終わりに

 なんかちょっと難しいことを書いてしまいましたけれど、あまり複雑なことは考えず、頭をからっぽにして遊んだ方がきっと楽しい。そんなゲームでした。