雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

一冊の本が運命をつなぐ『Live-Rally 運命をつなぐ物語2』の感想


f:id:sinden:20181202084238j:plain
 2018年11月17日から12月20日までの約1ヶ月にわたって、東京都立中央図書館で開催中の、よだかのレコードによる周遊型の謎解きイベント『Live-Rally 運命をつなぐ物語2』に参加してきました。
 2とナンバリングされていますが、1とは関係性がないので、この作品から遊んでいただけます。しかも、無料です!
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

概要

昨年度の大人気企画「謎解きイベント Live-Rally」待望の第二弾を実施します!
1日限定の事前申込み制イベントと、自由参加型のイベントの2種類がございます。
同様のストーリーですが、一部の謎の仕様や演出に違いがあります。
前回参加された方も、初めての方も、お楽しみいただける内容ですので、ぜひご参加ください

https://www.library.metro.tokyo.jp/guide/event/various/4682_20181017.html

開催形態について

f:id:sinden:20181202084332j:plain
 上述の概要にある通り、事前申込制の公演型と自由参加型の周遊型の2パターンがあります。
 公演型は、4人1組のチーム制となり、普段は入れない地下書庫にも入ることができる様子です。残念ながら、開催日が平日の日中時間帯で、しがないサラリーマンである秋山としては、見送らざるをえませんでした。
 周遊型は、公演型と同内容ですが、一部、仕様が変わっています。秋山が遊んだのは周遊型ですが、ゲーム中、地下書庫を示唆するシーンがありましたが、公演型では察するに、ほんとうに地下書庫へ移動することができ、そこで情報が得られる仕組みなのかもしれません。

開架と閉架

f:id:sinden:20181202084500j:plain
 余談ですが、秋山は学生時代、大学図書館でアルバイトをしていたことがあります。
 担当は閉架書庫(へいかしょこ)の整理で、他校から寄贈を受けた書物を、データベースに登録して、閉架の決められた場所にしまうのが仕事でした。
 図書館というのは、いくつか役割があって、知の提供も仕事なんですが、知の保管も仕事なんですね。従って、訪問者が自由に見ることができるオープンな環境としての開架(かいか)の他に、空間を有効活用して、少しでも多くの書物を保管することに特化した閉架(へいか)があるわけです。
 おそらく東京都立中央図書館の地下は、この閉架になっていて、公演型では、普段は職員しか入れないここに入ることができるという、貴重な体験ができるのでしょう。

遊び方

 周遊型は、自由参加イベントなので、特に事前の申し込み等は不要で、ふらりと図書館を訪ね、受付で「遊びたいです」と職員さんに伝えれば、クリップボードと共に謎解きキットを渡してくれます。
 後は、そのキットの指示に従って謎を解いていきます。
 謎は複数の段階に分かれていて、ひとつの段階を得たら、チェックポイントに行って、答えを確認した上で、次のキットを自分で貰う形式です。チェックポイントにはヒントブックも置いてあるので、どうしても答えが分からない場合は、こちらのヒントを確認すると良いでしょう。
 ちなみに遊ぶときの注意点としては、静かに遊ぶこと、そして写真を撮らないことですね。図書館のマナーを守って遊びましょう。

プレイ時間

 クリアに要した時間は、70分でした。
 おそらく60分という時間制限のある公演型と内容が同一であることを考えると、仮に公演型で挑んでいたら脱出失敗していたことになります。
 とは言え、どうでしょう。元々、公演型であった故か、ちょっと導線的に不親切と言うか、公演だったら勘違いしないだろうけれど、周遊型だったら迷っちゃうよね? みたいなポイントもいくつかありました。
 悩んだら、あんまり深く考えず、さくさくヒントを見ると良いかもしれません。

全体を通しての感想

 よだかのレコードさんは、その公演を「ドラマチック謎解きゲーム」と自称しているのですが、とにかくストーリー性に長けた公演がその魅力と言えます。
 今回は、しかも図書館が舞台で、運命がテーマですからね。


「命」を「運」ぶと書いて「運命」!


 途中の展開は、けっこう胸が熱くなるもので、さすがに図書館だったので自粛しましたが、公演型だったら、声が出てしまっていたかもしれません。

展覧会「エミリオ・ファットゥーソ展」

f:id:sinden:20181202084651j:plain
 企画展示室では展覧会「エミリオ・ファットゥーソ展:東方への道 〜絵画、俳句及び俳画〜」も開催されていました。
 アルゼンチン人の詩人にして画家のエミリオ・ファットゥーソ氏による、俳句と絵画が展示されており、撮影OKだったのでここだけ撮ってきました。

参加プレゼント

f:id:sinden:20181202084757j:plain
 最後の答えを導き出して、借りていたクリップボードと鉛筆を受付に返したら、参加プレゼントを貰いました。
 選択式だったのですが、ぺこらさんはクリアファイルを、秋山はパズルを貰いました。やったね。

終わりに

 期間がけっこう限られていることに加え、東京都立中央図書館はどの駅からも均等に遠く、ややアクセスに難がありますが、非常に素敵なストーリーでしたし、なにより無料! ですからね。終わってしまう前に参加されることをオススメします。


東京都立中央図書館、大きかったね。探索もまんべんなくあったね。平日だったけれど、遊んでるひとがけっこういたね

そうだね、1のときもやってるひとは多かったね

設定は1のときと同じなんでしょ? だったら、来年、3もあるかもね

あるかも。今回は時間がなくて、終わった後、コミックコーナーに立ち寄れなかったね。『シドニアの騎士』読んでみたいんだよねー