雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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1173『レンズと悪魔 1 魔神覚醒』

レンズと悪魔〈1〉魔神覚醒 (角川スニーカー文庫)

レンズと悪魔〈1〉魔神覚醒 (角川スニーカー文庫)

 悪魔を召喚することで同等の能力を身につけることのできるファンタジー世界。父親の仇を討たんとするエルバ・ナイトロンドは、仇の情報を求めて美貌の首都「プルティエール」に帰ってくる。しかし、彼を待っていたのは、彼を父親のチェビアトと勘違いして怨みを晴らそうとして襲い掛かってくるゴロツキどもだった。エルバは父親が遺した赤いレンズを用いて応戦するが、戸惑いを隠せない。一体、父親は生前、何をやっていたのだろうか――?
 悪魔、魔神、魔王――異世界を舞台としたファンタジーかと思っていたら、必ずしもそうではないことに気がついた。それぞれに特徴を持つ悪魔を使い分けたり、特殊な能力を持つ魔神に頼ったり。これは紛れもなくジャンプ漫画の流れに立つ異能バトル物である。しかも、やけに完成度が高い。登場人物、世界観、展開、何を取り上げても一流。このレベルの高さは『Dクラッカーズ』の再来ではないだろうか。もしかして、スルーしてしまった『タマラセ』もこれと同程度に面白いのだろうか。だとしたら、早急に読まなくてはならないだろう。