刀語 第十二話 炎刀・銃 (エントウ・ジュウ) (講談社BOX)
- 作者: 西尾維新,竹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/12/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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迷いなく、惑いなく、素晴らしい最終巻であった。なんの衒いもなく、真っ向から斬りかかってきたのに、いなすことも出来ずに、そのまま斬り伏せられてしまった。だって、こんなにも真っ直ぐに来るだなんて予想だにしなかったのだ。もっと小手先のテクニックが張り巡らされて、せかいが崩落するような新事実が明かされて「なんじゃこりゃー!」と叫ばせて、壁に叩きつけざるを得ないような展開が来るかと思っていたのだ。それが、こんな……こんな正々堂々とした最終巻だっただなんて。反則……ではないか。
以下、この本を読んだ他のひとの感想。
あー、うゎー。もしやまさか。予想される展開ではあったが、期待したくはなかった、この展開は。それでも、読み終えてみればこのラストしかありえないような気がしてくるから不思議。
http://d.hatena.ne.jp/pnu/20071204/p1
もうね、ちょっと冷静に語れないくらいよかった。
http://d.hatena.ne.jp/angeltalktik/20071204/1196776866
ラブ!西尾維新ラブ!
ああ自分はこのシリーズ追いかけてよかったなぁ、と清清しく読後の感傷に浸っている自分がいる。
http://d.hatena.ne.jp/Gen9/20071205/1196858410
誰がなんと言おうと、この物語にふさわしい、そうそうたる幕切れだった!、と自分は思う。
七花が今までで一番カッコよかった!困ったことに。
http://d.hatena.ne.jp/inabaniina/20071205
というか初めてカッコイイと思った!困ったことに。