土曜日はミスボドでした。
主催としてのレポートは、別途、ミスボドブログの方に上げますが、雲上四季では、いつも通り個人として遊んだゲームについて書こうと思います。
今回は普段よりも多く遊べたかなという印象です。あまり受付から離れたくなかったので、主に受付もしくは、その周辺で遊んでいました。
追記
間違えて第17回と記載していましたので、修正しました。
ツイクスト
(プレイ時間:80分)
長考しても、30分も掛かるゲームではないのですが、こんなに掛かったのは、うけつけ内で、まちこさんと遊んだからです。
一手、指したところで誰かに呼ばれたり、新しく来たひとがいて受け付けしたりといった感じで、まったく進みませんでした。この手のゲームは、何手番か先まで想定しつつ遊ぶものなので、プレイを寸断されてしまうと、思考がぶつ切りになってよくないですね──話は逸れますが、オンラインのアグリコラも同様の問題があるように感じています。長考しても、他のプレイヤを待たしている感がないので、余裕があるときは、全員のボードやコマの状況を確認してから自分のアクションが選べるというのんびり感がありますが、同時並行でいくつかのゲームを進めると、どの卓でなにが起こっているのか忘れがちで「あー、このカード残しておいたのに、使い忘れた!!」みたいなことが起こります。
閑話休題。
写真はまちこさんが投了を宣言して、秋山が勝利したところです。
前回まではセオリーを知らず適当に遊んでいましたが、ひとつ手を覚えると、つい、それを多用しがちになりますね。
(秋山勝利、まちこさん敗北)
サイドワインダー
こちらは、クロマさんが持参された時代を感じさせるゲームです。
左右のハンドルを操作して、先端に磁石のついた蛇を操作し、それで共通の場にばらまかれている磁石を集めていくゲームです。
けがわさんと遊んだのですが、直前にダイビキダさんと遊ばれていた様子で、すでにだいぶ熟練されていました。とりあえず、けがわさんの巣の入り口をふさいで、けがわさんを動かせなくしてから、操作方法を確認したのですが、仕組みは分かっても、上手いこと動かせないのが面白いですね。
いかに邪魔しつつ、速攻で磁石を集められるかが鍵でしょう。
(けがわさん勝利、秋山敗北)
一発逆転タンク戦
(プレイ時間:30秒 x 6回)
こちらもクロマさん持参のオールドゲーム。
原理は完全にピンボールで、パチンコ球を弾いて、中央の戦車を相手の陣地にまで運んだプレイヤが勝利します。中央の戦車は電池で駆動していて、やみくもにパチンコ球を放っても、制御できません。
タイミングを見計らってパチンコ球をぶつける必要があるのと、弾道を確保する必要があるので、手元に空間を確保しなければならないのと、相手が持っているパチンコ球の数を意識する必要があり、シンプルな見た目に反して、意外に考えることが多いです。
計6回やったのですが、秋山は1回しか勝利できず、けがわさんに5回もこっぴどい目に合わされました。写真は唯一、秋山が勝利した回。タンクをけがわさんの陣地に運び、要塞を粉砕した場面です。
(けがわさん5勝、秋山1勝)
ピックス
(プレイ時間:37分)
ドット絵を使ってキーワードを表現する、絵を描かないお絵描きゲーム、もしくはジェスチャーゲームの一種。お絵描きは、けっこう好きなので、ボードゲーム置き場に置かれているのを見つけ、ルールをその場で読んで、立ててみました。ちづるさんがプレイ経験者だった様子で、準備を整えてくれたり、インストを手伝ってくださいました。
結論から言うと、面白かったです。
点数を獲得するには、なるべく使用するドット数を少なくしないといけないのですが、あまり少なすぎると情報量が少なすぎて、他のプレイヤに意図が伝わりません。可能な限り、ドット数を減らしながら、自分の意図を正確に伝える「ぴったり」を見極める必要がある。そんな面白さに満ちていました。
1ラウンド2回なので、3ラウンド計6回、遊びましたが、初回の、さつきさんの抜群に優れたデザインが、深く記憶に残っています。わずか4ドットで、あそこまで、見事に「あれ」を表現できるなんて、もう、発想が異次元です。素晴らしい……。
ただ、全体的に通してすごかったのは、dqnchuboさんですね。得点を記録するのは無粋かなと記録しなかったのですが、8人が3点から5点くらいを獲得している中、dqnさんだけ12点も獲得していました。なんという発想力……。
激烈に面白かったので、しばらくは何度も遊びたいですね。
ラストクロニクル
(インスト:10分、プレイ時間:22分)
ダイビキダさん曰く、ホビージャパンが社運を賭けて送り出したトレーディングカードゲーム。
少なくとも、秋山の観測範囲では、ぜんぜん話題になっている感がありませんが、スターターデッキは無料配布されているらしく、ダイビキダさんから2式頂いたので、それを使って遊んでみました。
1回やってみた感としては、かなりの運ゲーでした。結局、時代を早く進められるかどうかと、いかに強いカードが引けるかどうかの。結果として敗北したのですが、あまり悔しくなく、単にカード運によって殴り合いのスピードに負けたのだなという印象でした。
ただ、帰宅後に、ぼんやりデッキを眺めていたら、だんだん秋山の敗北は、必然であるように思えてきました。ダイビキダさんとは、異なるデッキを使って戦ったのですが、ダイビキダさんのデッキは言うなれば速攻タイプで、秋山の使ったデッキは大器晩成タイプでした。おそらく、このデッキを用いるときは、なるべく序盤は耐えて、自陣を整えて、時代を進めてから逆転勝利を狙うのがセオリーなのでしょう。
それが見えたときが、いちばん盛り上がりましたが、それにしてはカードの効果を熟知しなければならないのと、いろいろ考えるのが面倒だなあというのが正直なところです。
とは言え、実際にこのゲームを体感することで、いかに『ドミニオン』などのカードゲームが優れたデザインかを再認識しました。
(ダイビキダさん勝利、秋山敗北)
花火
(インスト:11分、プレイ時間:30分 x 2回)
ドイツ年間ゲーム大賞を受賞したこともあり、今月も遊びました。
リッパーさん、ダイビキダさんと1回、その後、カッチャマンさんとちづるさんを交えてもう1回、遊んだのですが、やはり続けて2回遊ぶのが面白いですね。繰り返し遊ぶことによって、セオリーを覚えていくというのも楽しみのひとつだと思います。高得点を狙うには、どんどんヒントを出すべきなのかもしれませんが、最初から2回遊ぶことを前提に、1回目のプレイでは、あえて口をつぐみ、失敗してもらうのも大事かな、と。
2回目は順当に点数を伸ばすことが出来て良かったです。
(1回目:17点。花火師:ダイビキダさん、リッパーさん、秋山)
(2回目:20点。花火師:ダイビキダさん、リッパーさん、カッチャマンさん、ちづるさん、秋山)
ジャストインタイム
(インスト:3分、プレイ時間:20分)
続いては『ブロックス』『ウボンゴ』などと近しい、パズル系のゲーム。これも、前々から気になっていたゲームです。
ちづるさんにインストをお願いしてプレイしたのですが、いやー、面白い!
ルールは極めてシンプルなのですが、遊んでいると、ものすごい焦りますし、ちょっと欲張ってしまいたくなりますし、点数をまくるにはどうすればいいのか考えてしまったり、悩みどころが多くて楽しいです。
計9ラウンドくらいだったかしら。最初の5ラウンドくらいは、もう、さっぱりで、トップのダイビキダさんに20点差くらいつけられて「これ、苦手過ぎる(大爆笑)」という感じだったのですが、ある瞬間にブレイクスルーしてからは、どんどん点数を伸ばすことに成功しました。
最終的には、ぎりぎりでトップのダイビキダさんをまくり、僅差で勝利しました。いえい!
(秋山64点、ダイビキダさん62点、カッチャマンさん56点、マーサさん49点)
ブロックスデュオ
(プレイ時間:11分)
最後は、由衣さんと『ブロックスデュオ』で一騎打ち。
『ブロックス』はiPhoneアプリで幾度となく遊びましたが、対人で遊ぶのは初めてです。
由衣さんは、普段、ちづるさんと鍛えているらしく、なかなか嫌らしい手が多く、でも、由衣さんの手から「こういうのがいいのかー」と、半分、鏡打ちっぽいことをやっていたら、それが上手いこと決まったのか、いい具合に勝てました。
ちなみに終わった後「秋山さん、ここ置けますよ」と指摘を受け、ほんとうは、もう4点ほど稼げていました。
(秋山8、由衣さん13)
古今南北/頭足類/フラッシュ
恒例の三次会での紙ペンゲームです。
『古今南北』は「ミスボドで10回以上、遊ばれているゲームのタイトル」というお題が燃えましたね。『マンマミーア』や『アグリコラ』が通ることに驚きつつ、『プエルトリコ』『カルカソンヌ』でドーンされたり、『惨劇RoopeR』がきっちり止められたり、なかなか面白かったです。このお題は、また違うメンバーでもやりたいですね。
『頭足類』は「はなび」で始まり「ぼうう」で終わるお題が鬼畜でした。
『フラッシュ』は「夏」というお題で1回、「趣味」というお題で1回ずつ遊びました。ハイライトは、まちこさん以外の4人が「BL」で4点を稼いだことでしょうか。
おわりに
なんと11作以上も遊んでしまいました!
こんなに遊べたのは、まちこさんが、ずっと受付をやってくださったからですね。ありがとうございます。
次回は8月17日、浴衣割キャンペーンの日です。よろしくお願いします。