急に絵がきれいになった!
と思ったら、セル画なのは第6作からで、第7作からはデジタルなのですね。
と言うわけで、今回は劇場版コナンの第7作『迷宮の十字路』と第8作の『銀翼の奇術師』です。ネタバレを含むので気になる方はお気をつけください。
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迷宮の十字路
今回は服部平次との競演で、舞台は京都。『から紅の恋歌』で活躍した綾小路警部が初登場して、テンションが上がります。りす、可愛いわ。
画としては京都の観光名所をコナンたちが歩き回り、事件が発生するのも先斗町の納涼床だったりして、風情があります。また、物語展開的にも、平次の初恋と、毛利小五郎が依頼を受けた暗号と、謎の連続殺人事件が、怒涛の勢いで解けていき、平次のバイクシーンや剣戟シーンもカッコよく、盛り上がりポイントの目白押しです。コナンも一瞬だけ、工藤新一に戻りますしね。それほど活躍しませんでしたけれど。
全体的に規模も派手ですし、いかにも劇場版という感じで満足度、高いです。
銀翼の奇術師
って、おーい!
ここで終わりかーい!
思わず終わった瞬間に叫んでしまいましたよ。
でも、ここまで観続けて『瞳の中の暗殺者』と『ベイカー街の亡霊』が特に好きで、『天国へのカウントダウン』や『銀翼の奇術師』に対して不満を覚えるという自分を振り返るに、以下のような条件を満たすと、好みであることが分かってきました。
・工藤新一(コナン)と毛利蘭のラブストーリー
・終盤に様々な謎や事件が一気に解決する
逆に、黒の組織や怪盗キッドのような、絶対に負けることのない存在が、敵に来てしまうと「どうせ、やられないんでしょ」みたいなのがあって今ひとつテンションが上がりません。結局、黒の組織や怪盗キッドとの決着ではないところに、盛り上がりポイントを設定せざるを得ませんしね。
服部平次との競演はどうでしょうかね。まあ、いいんじゃないでしょうか。普段はひとりで推理したり、少年探偵団や毛利小五郎を引っ張っていく役のコナンが、平次という相棒を見つけて活き活きしているのを見るのは微笑ましいです。
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次回は
『水平線上の陰謀』と『探偵たちの鎮魂歌』の予定です。
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劇場版『名探偵コナン』他の作品の感想に関しては、こちらにまとめていますのでご覧ください。