かつて開催された20分で遊べるリアル脱出ゲームのひとつ『ある実験室からの脱出』が渋谷ラボで再演されたので、その感想です。謎に対するネタバレはしないよう注意していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ストーリー
今この世は大変なピンチを迎えている。
巨大な悪の組織レッド・ピカデリー軍が開発したウイルスが世界中の人々を苦しめ「対ウイルスワクチン」がないと、このまま世界は滅亡してしまう。
あなたたちは、そんな世界を救うべくレッド・ピカデリー軍の実験室に忍び込んだ探偵団。
もちろん狙いは、彼らが持っている「対ウイルスワクチン」だ。
残された時間はあと僅か。1秒足りとも無駄には出来ない。
しかし、実験室に忍び込んだその瞬間セキュリティシステムが発動し、あなたは閉じ込められてしまった。
ここから脱出する方法はたったひとつ。
http://realdgame.jp/event/20min_revival_lab.html
すべての謎や暗号を解き明かし、セキュリティを打ち破ること。
無事生きて脱出し、ワクチンで世界を救うことは出来るだろうか?
結果
「え、何? もう世界ピンチなの? え、もう、レッド・ピカデリー軍の実験室に忍び込めたの? え、もう、対ウィルスワクチン見つけたの? 後は、脱出するだけ? いやー、もしこの冒険が、仮に60分で表現できるならば、40分は頑張ったってことでしょ? 後の20分くらい休ませてよー」*1
脱出率(秋山が参加した頃)
挑戦数:148組
脱出成功:57組(脱出率38%)
閉じ込められる前
「あ、どうもー、こんにちはー。今日は、よろしくお願いします」
「けっこう、脱出されてるんですか?」
「はい、まあ、そこそこ」
「私達、今日が5回目なんですが、まだ1度も脱出できてなくて」
「じゃあ、今日は頑張って脱出しましょう!」
閉じ込められてから
「急げ、急げー!」
「あ、やっぱり、これ使いましたね」
「で、これか。はいはい予想通りですね」
「んーっと、これは、え??」
イメージとしては、60分公演における、前半40分にある小謎や探索をがっつり省いて、いきなり中謎から始まる感じですかね。
難易度は高めで、ひとつでも詰まった瞬間に「あ、無理かも」という気持ちが頭を過ぎります。
「あ、出来ました!」
「よっしゃー、次、行きましょう、次!」
「……で? どうするの、これ?」
「はあ、どうするんですかねえ……」
脱出を終えて
久々の失敗です。
ちょーっと、時間が足りなかったですね。言い訳ですけど。
どちらかと言うと、秋山担当系で足元を掬われてしまったので、謎解きを他の方に任せて、いつも通り空いた時間を使って、あれやこれや試していられれば突破できたかもしれませんが、うーん、こればっかりは仕方ありません。
ワンチャンあったので、それ故に残念ですし、同卓した方に初脱出を差し上げたかった気持ちもあります。
ま、脱出できるときもあれば、できないときもある。
それが脱出ですよ。
秋山チャート
要素 | 5段階評価 |
---|---|
オススメ | ★★★★ |
探索 | ★ |
物量 | ★★★ |
ストーリー | ★★ |
大急ぎ度 | ★★★★★ |
*1:平たく言うと脱出失敗