博多アジトでのみ遊ぶことができるリアル脱出ゲーム『あるラジオ放送局からの脱出』の感想です。ネタバレには注意していますが、気になる方は回れ右です。
ストーリー
「つまらないな......」
ラジオを聴きながらそうつぶやき
まどろんでしまったあなた。
目を覚ますと、そこには見慣れない部屋。
多くの暗号やパズルと共に、
輝かしいゴールドディスク
アーティストのポスター、そして機材
マイク...... ヘッドフォン......!?
ここはラジオ局!?
「ガ......ガガ...... ガガガ...... オンエアーまで残り1時間。
面白い番組を放送してください。
でないと、あなたは一生そこから出れません。」
あなたは無事に番組をオンエアーし、
http://realdgame.jp/ajito/hakata/event/radio_hakata.html
このラジオ局から脱出することができるだろうか?
結果
受験生の頃は、毎日、必ずFM横浜を聞いてお便りを送ったりもしていたけれど、それ以来はSCRAPの少年探偵団RADIOを聞くくらい。ラジオ愛を忘れてしまったので、むしろラジオ局に閉じこもることで、再びラジオ愛が芽生えるかも! ガンガンガン! え? 次の番組が始まるから出てけって? あ、はい、すみません*1。
脱出率(秋山が参加した頃)
挑戦組:900チーム
成功組:98チーム
閉じ込められる前
博多なぞサミット2に参加するにあたり前乗りするので、せっかくだから博多でしか遊べない公演を遊ぼうと思って予約を入れました。
札幌や仙台のアジトでルーム型を遊んだときは、
「リアル脱出ゲーム、今日が初めてです!」
みたいな方と同じチームになることも多いので、今日も、そんな感じかなあ、と若干の諦めムードでした。
が!
蓋を開けてみると、なんと博多なぞサミットのために遠征してきた謎クラスタが8名でチケットを取っていて、有名なプレイヤの皆さんと遊ばせていただけるという、むしろラッキーな感じになりました。
これは成功できる……かも? と、期待に胸が高まりました。
閉じ込められてから
謎クラすごいっすね!!!!!
集団行動という言葉を知らない秋山は、基本的にソロ、もしくは2人で謎解きに行くので、いわゆる謎クラの方とは、ホール型でしか一緒になったことがありません。
今回、初めてルーム型における謎クラの動きを、目の当たりにしましたけれど、皆さん、ほんとうに迅速で、指示系統が出来上がっていて、得意不得意の謎を瞬時に見極め、得意であれば瞬殺するという、凄まじいスピード感でした。
それでいながら茶番をする心も失っておらず、隙を見つけては歌ったり、踊ったり、
「これ、まだ使ってません」
「もしかしたら、これが大謎」
みたいな先回りまで並行して進めていて、ほんとうに圧巻でした。
脱出を終えて
と言うわけで、48分ジャストで脱出成功。
「後、2分でレコードに乗れてたのか! 残念、惜しい!」
と仰ってる方もいて、もう、あのコトコト音を聞く前に脱出するのが当たり前なんだなあと思ったり。
非常に勉強になる公演でした。
以上、ここまで、まったくゲームの感想を書いてないわけですが。
『あるラジオ放送局からの脱出』これ最高ですよ。
え、今さら?
良いじゃないですか。
と言うわけで、
最高の公演でした。
SCRAPのリアル脱出ゲームって、物語の主人公となって、その物語世界でしか体験できないことを体験することを重視しているのですが、まさにラジオ放送局という世界でしか体験できないことを体験することができました。
手を動かして、喋って、アドリブする。
めちゃ楽しかったです。
秋山チャート
要素 | 5段階評価 |
---|---|
オススメ | ★★★★★ |
探索 | ★★★ |
物量 | ★★★ |
ストーリー | ★★★★ |
ラジオ放送度 | ★★★★★ |
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*1:平たく言うと脱出成功