青い街さんのゲームマーケット2017春の新作『Ars Combinatoria』を遊びました。
遊びました、と書きましたが、一部、インストだけのもあります。
タイトルの位置付けが難しいのですが、Ars Combinatoria自体は、組み合わせ術という意味で、様々なゲームが遊べるというシリーズの総称である様子です。
そう考えると、Ars Combinatoriaはサブタイトルに近しく、この作品固有のタイトルは「出会いの喜び/錬金術」になりそうな気がするのですが……まあ、細かいことを気にしても仕方ないでしょう。
「運命の人」「秘密のサイン」「幸せな時間」「時の祭壇」「再会の約束」いずれもテーマ性が重視されており、ゲームを楽しむと言うより、ゲームはツールに過ぎず、同じ時間、同じ場所を共有している友達と過ごす時間を楽しむ、みたいな感じでした。
5作の中では「時の祭壇」が、いちばんゲームゲームしていて、いわゆる運と実力のほどよいバランス、読み合いが楽しめる、バランスの良い2人用ゲームだと感じました。
いちばん好みなのは「再会の約束」ですね。
これは抜群に気に入りました。
なんなら、今年、触れたゲームの中では、五本の指に入ります。
傾向としては『光より遅く』に近いかもしれません。
「果たして、これはゲームと言えるのか?」
という疑問にもさらされるでしょう。
でもですね、もう雰囲気だけで充分です。
「再会の約束」に特化した、これだけが遊べるゲームがリリースされたら、思わず買ってしまうかもしれない、それくらい気に入りました。
ここでルールを説明しても良いのですが、ちょっともったいない気もするので、もし秋山と会う機会があれば、是非、聞いてみてください。「再会の約束」ってどんなゲームですか? と。
あわせて読みたい
『光より遅く』も傑作なので、機会があれば、是非、触れてみてください。
www.unjyou.com
リプレイ記事も書いていました。こちらを読めば、どんなゲームか分かりやすいかと。
www.unjyou.com