謎解無限回廊の物販コーナーで販売されていた、タンブルウィードさんの『解放都市』の感想です。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
中々の重量級でした。
小謎の一つ目から、けっこうな難易度で、
「うへえ、このペースで、この難易度が続くの? マジでー」
と、頭を抱えたのですが、序盤が、いちばんしんどかったかもしれません。
途中から難易度が下がったのか、それともエンジンが掛かったかは分かりませんが、さくさくと進行していくことができました。
ストーリー性が重視されていて『無限召喚都市』と同じく、女神転生感溢れるストーリーでした。状況として、都市が悪魔に襲われているというところから、よだかのレコードさんの『真・女神転生 明ケナイ夜カラノ脱出』を思い出しました。
謎を解く度に状況が変化し、物語が進展していく様子は、60分の時間制限のある公演感があって、
「これ、個々の謎を調整すれば、ちゃんとした公演にできるんじゃないの?」
と思ったりもしました。
なんなら、これが『無限召喚都市』でも良かったんじゃないでしょうか?
それくらいの充実度でした。
同時販売されていた『無限召喚文字』は、どちらかと言うとエレガント系の謎で、その美しさや完成度の高さを愛でる感じですが、『解放都市』はどっぷりとストーリーに浸かり、楽しめる感じでした。
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